日曜競馬 展望

競馬


[第149回 天皇賞(春)G1]



ん〜、難しいと言えば難しいし、簡単といえばその通りのようですし…。
前日の単勝オッズは
1.キズナ 1.6倍
2.ゴールドシップ 5.3倍
3.ウインバリアシオン 5.8倍
4.フェノーメノ 14.4倍 ・・・。



キズナは名牝ファレノプシスの半弟に当たります。
ファレノプシス桜花賞秋華賞エリザベス女王杯を勝ちましたが
オークス(東京2400m)は取りこぼしています。
血統的に言うと、キズナディープインパクト産駒、ファレノプシス
ブライアンズタイム産駒。 
そして共通する母キャットクィルのBMSはストームキャット
ストームキャットは米国のリーディングサイアーですが、日本での産駒の
活躍はイマイチですね。 日本の競馬のような緩急に合わせるのが苦手で
一本調子なスプリンターが産駒には多いですね。



その血を引く馬が、3200m戦で 1.6倍ですか。
確かにキズナはダービー馬で、仏ニエル賞では英ダービー馬を撃沈し、
凱旋門賞は、得意とは言えない極重馬場で自分の競馬に徹しての4着は
立派ですね。
前走の大阪杯では、とても届かないのではないか、という位置取りから
直線だけでライバルを一蹴。 エピファネイアには、競り勝ちの完勝。



サラブレッドは血統がモノを言います。
別名、ブラッドレースと言うくらいですね。
さて、キズナが自らの血を乗り越えることが出来るか、そこが問題。
結論から言うと、過去の実績から自らの血統を(距離適性)乗り越えて
いると結論。
好調 武豊騎手が付きっきりで稽古をつけてますね。



ゴールドシップは、キズナとの差し脚比べでは分が悪いので、前走の
ように前で競馬をする可能性があります。
ここにきて、岩田康成騎手の騎乗停止は痛いですね。
そして復帰を陣営が諦めなかったウインバリアシオン
前走の日経賞は、横綱相撲でしたね。 この馬も岩田騎手のお手馬…。
ディフェンディングチャンピオンフェノーメノも叩いての代わり身が
期待できそうですね。



馬券は3連単

(8・12・14)−(7・8・12・14)−(7・8・12・14)18点