日曜競馬 回顧

競馬


[第149回 天皇賞(春)G1]



うん〜〜〜ん。
道中スローペース、平均ペースで流れて、最後方1,2番手を進んだ
ゴールドシップキズナは展開に泣いたなどの言い訳は出来ません。
馬券に絡んだ3頭は、中団にてじっくりと構えてましたからね。



出遅れのゴールドシップも、岩田騎手なら違った戦法を取った気がします。
末脚勝負のキズナは後方から上がり34.0。 
3着のホッコーブレーヴは中団から上がり34.0。
完全に位置取りの差ですね。この2頭の敗因は。



3200m を走ってレースの上がりが 4F 46.5 - 3F 34.8 ですから。
このペースで最後方あたりでの追走は、マズイ作戦でしたね。
物理的に届きません。


おまけに、ゴールドシップは坂があり力を要する馬場での底力勝負の時に
一番能力を発揮します。
キズナは京都(3000)ですが、ここまでの超高速馬場は初体験でしたね。


しかし勝ったフェノーメノは、立派の一言。
ディフェンディングチャンピオンながら離れた4番人気。
蛯名騎手も人気を被らなかった分、フェノーメノの競馬をさせたのでしょう。
ウインバリアシオンも立派。武幸四郎騎手に乗り換えになり「おいおいおい…。」
となった方も大勢いたと思いますが、これまた代打だけあって気楽に乗れる
立場だったのでしょう。
大穴ホッコーブレーヴが3着。しかし前走はウインバリアシオンの2着。



結果的に日経賞(中山・G2・2500m)組のワンツースリーでしたね。
フェノーメノ5着、ウインバリアシオン1着、ホッコーブレーヴ2着。
終わってみれば・・・、ということでしょうか。