日曜競馬 回顧

競馬


[天皇賞(春)(G1)]



恐れ入りました。
スタートは五分に出ても、その後の1〜3完歩目が遅く、後ろに置いて
いかれてしまうんですよね。
今日も“やっちまった!”の部類でしょう。
しかし、ここで横山典騎手の腹は決まりました。
もう、これしかないという作戦であり、またその負荷に耐えられるのが
ゴールドシップのスタミナとスピードなんですよね。
2週目の向こう流しから徐々に進出開始、2週目の3コーナーでは
早くも4番手。その遥か後ろにいたのが、キズナ・・・。
最後に長距離線でメキメキ頭角を現してきたフェイムゲームに詰め
寄られましたが、完勝といってもいいでしょう。
カレンミロティックは、ゴールドシップが勝った宝塚記念の2着馬。
見せ場を作りました。
外枠の人気上位馬は、フェイムゲーム以外は全滅。やはり外枠は不利です。
ゴールドシップのような正攻法でもセオリーでもない走りが、一番その
馬の力を出せる場合、横山典のような極端な競馬を好む騎手が似合います。
期待したキズナですが、昨年、このレースが終わった後に、武豊騎手が
キズナに 3200m は長いかも…。と呟いたそうです。
ただ結局は、レース中に骨折ということになりましたけどね。
でもさ、やはり、母系の祖父がストームキャットですもんね。
米国の大種牡馬にして産駒の得意は短距離戦というくらいですからね。
ゴールドシップの母系はメジロマックィーン。スタミナ満点。
これでゴールドシップはG1が6勝目。
さてさて次の目標は? 今年の大目標は?
また行くのかい? 10月のロンシャン競馬場に。