日曜競馬 展望

競馬


[エプソムカップ(G3)]


最近、目立つのはBMSとしてのストームキャット
当然のことながら輸入牝馬が、多勢を占めます。
ストームキャットの代表産駒は、G1を6勝したジャイアンツコーズウェイでしょう。
種牡馬になっても全米リーディングサイアーに3回輝いています。
ただこの馬は例外的で、ストームキャット産駒は短距離でガーッと行くような馬が
多いような気がします。米国競馬ならそれでもいいんですけどね。
キズナ天皇賞(春)で負けたのも、母系からの距離の壁でしょうか。
ダービーを勝ったにせよ。 そんな例は幾つもありますね。
ただし、種付け料が最高時には50万ドルだったことを考えれば、ストームキャット
牝馬も、種牡馬には相当の種牡馬が配合されているハズですね。
牧場は高い買い物をしたからには、ストームキャット産駒の繁殖牝馬には、それなりの
種牡馬をと考えるのは道理でしょう。
だから、種牡馬としてのディープインパクトが配合される例が多いのでしょう。
さて、エプソムカップには3頭のストームキャット×ディープインパクトが出走します。
うち2頭は、1番人気と2番人気を分け合っています。両馬とも重賞未勝利。
サトノアラジンエイシンヒカリですね。
ただし戦法は正反対。逃げるエイシンヒカリと末脚勝負のサトノアラジン
鞍上は名手の武豊ルメール。名手同士の駆け引きは見物。
エイシンヒカリを取ります。
この馬、一介の逃げ馬ではありません。
前走は35.0−35.0、3走前は35.8−35.8 と平均的にバランスを
取れたラップ、後続馬に脚を使わせる走法です。
秀逸なのが3走前のOP特別アイルランドトロフィーです。
前後半が58.2−60.1 1:58.3 の大逃げなのですが、このレースでは
若さを出したのか、直線では外ラチ沿いまで寄れてしまい、インを突いた馬達の勝ちかと
思いきや、横山典騎手が気合いを入れると走り始めてインを突いた馬達に 3-1/2 差での圧勝。
何となくサイレンススズカを思い出しますが、逃げ馬こそ競馬を引き締めて、馬券を買った
人にハラハラドキドキさせてくれるというもの。


馬券は
馬連  6−(2・4・5・9・11・12)
3連複 6−(2・4・5・9・11・12)−(2・4・5・9・11・12) 15点





[マーメイドステークス(G3)]


ハンデ戦になる前には、エアグルーヴエリモエクセル、とかテイエムオーシャン
アドマイヤグルーヴダイワエルシエーロなどのG1ホースが出ていたものでしたが、
ハンデ戦になってからの、馬券の難しいこと…。
当然、G1馬など出走しない代わりに、条件馬の軽ハンデ馬の活躍が目立つように
なりました。 幾ら競馬新聞の馬柱を見てもムダ。
馬券は見学料程度でよろしいのでは。
で、何だよ、狙ってたアースライズ、リラヴァティマリアライトが1〜3番人気かよ(苦笑)。
高レベルのオークス4着は立派のアースライズ?
ただ、桜花賞オークスで究極に仕上げた後だけに、49kgとはいえ、どれだけお釣りが
残っているかでしょうね。
阪神コース得意のリラヴェティですが、ここは古馬(牡馬)と闘ってきた◎マリアライト
準オープンを勝ちながら、クラス替えの恩恵で降級して準オープンの身ながら、実質はOP馬。
主戦の蛯名騎手も遠征するからには、手応えを掴んでいるハズ。
初の関西圏への遠征ですが、輸送さえ上手くいけば問題はありません。
馬券は全く自信もなく当たる気もしませんが…。


馬連 12−(1・3・7・8・13・14・15・16)