東京都知事選(7月31日投開票)が中盤に差しかかった21日夜、小池百合子氏(64)は、
自身の選挙事務所で本誌の取材に前半戦を振り返った。
「うちはまったく組織はゼロ。いっさい動員はかけていないんです。でも、街頭演説を
ネットで告知しただけで1000人集まっちゃう。私のメッセージが多くの有権者の方の心に
響いているのではないかと思っています。不特定多数の人々が社会を変えた『アラブの春』
にならい、私は自分の選挙戦でのうねりを『東京の夏』と言っています。
金鳥のCMみたいですけど。『アラブの春』は混乱を深めましたが、『東京の夏』は、
しっかりと着地させます」
出馬直後から小池氏の優勢で選挙戦が進むと予想していた、ジャーナリストの歳川隆雄氏が言う。
「彼女のファンは若いママさんばかりではなく、中高年の女性も大勢街頭演説に来ています。
そういう世代は鳥越さんへの支持に回りがちだが、今回は小池さんを支持しているのです」
組織なし、敵は自民党都連……小池氏の「ジャンヌ・ダルク作戦」は歳川氏の言うように
「女性票」が支える。
その人気の小池氏を追う鳥越氏だが、21日発売の「週刊文春」が14年前の女性スキャンダルを
報じた。発売前日、本誌はこの件で鳥越氏を直撃したが、無言のまま何も答えなかった。
増田陣営は必死にテコ入れしているが、早くも都知事選後を見据えた動きがあると、政治部記者
が指摘する。
「与党内部には、あえて小池に勝たせることで、石原伸晃都連会長を辞めさせ、今回の分裂選挙
騒動の幕引きを図ろうとする声がある。仮に鳥越が当選すると、『美濃部(亮吉)都政』の再来
になりかねない。官邸と与党は、そうした革新都政の復活を危惧している。
鳥越に比べれば、まだ小池のほうがいい、ということなのだろう」
美濃部氏は1967〜1979年の3期12年間、革新統一の知事として都政に君臨。革新系の首長が全国的
に誕生し、保守陣営を脅かした歴史がある。官邸がその再来を恐れるのは当然ともいえる。
そして安倍総理自身が、小池氏の勝利を見越すような発言をしたという。
ベテランの政治部記者が打ち明ける。
「序盤戦の世論調査が終わった直後、安倍さんはある親しいマスコミ幹部に電話をかけました。
総理は早口で『小池だ、小池だ。小池でいくんだよ』と、小池氏の名前を連呼したんです」
前出の歳川氏は「(当選ラインの)200万票どころか250万くらい獲って、鳥越氏に大差をつける
可能性がある」と、初の女性都知事誕生に太鼓判を押す。総理にすら勝負を諦念させる勢い。
敵はもう、己れの慢心のみか。
http://news.livedoor.com/article/detail/11825961/
とうとう安倍首相は一度も増田陣営に応援演説には
行きませんでした。あり得ないでしょう?
参議院選挙では全国で応援演説をした安倍さんが...。
安倍首相の心中を察すると・・・。
まぁそうでしょうね。増田はのび太のような風貌だし、
パッとしないというか、どこでもいるおっさんみたいで、
惹きつけるものがない地味な候補者です。
その点、女性ということもありますが、小池候補者には
華があります。厚化粧?それがどうかした?
勝負は中身でしなきゃいけません。
明日の都知事選挙は、保守本流の政策を掲げる、小池百合子
候補者が当選することを切に願うものです。
何たって首都の顔ですからね。相応しい人じゃないと。