日曜競馬 展望

競馬


今日のメイン、秋風ステークス(準オープン・定量・1600m)は前後半がほぼ同じ
ラップの緩みのないペースで 46.7−46.5 1:33.2。
明日も日差しが強いので、パンパンとまでいくか分かりませんが最低でも“パンパ”
ぐらいの馬場になるかと思われます。



[スプリンターズステークス(G1)]


先週の日曜日の競馬が終わって、JRAホームページの「特別レース登録馬」を見て、
「あぁ・・・。」と思った人も多いのかと推察します。
そして専門紙やスポーツ新聞に掲載されている馬柱を見て、「あぁ・・・。」と
再確認された方々も、これまた多いのではないかと思われます。
難解なレースとなってしまいました。どの馬が勝っても勝因を挙げられるようなG1
レースはそうそうありません。
近年ではロードカナロワ、古くはサクラバクシンオーのような、出走馬中、段違いな
能力を持った馬は不在で、相撲に例えるなら、G1馬がいるのは承知なのですが、
横綱大関不在の関脇〜前頭の、さほど競争能力に差のない16頭によるG1レースに
なってしまいました。



競争能力に差のない馬達ならば、やはり一番気になるのが展開。
ほとんどの新聞に厩舎コメントとして書いてあるのでしょう。
ハクサンムーンアクティブミノル陣営による「ハナは譲らない」宣言。
要因は阪急杯ですね。
ハクサンムーンは2番手の競馬が出来たものの、差す脚がないので2着。
やはり、行ってこその馬。
アクティブミノルも久しぶりの千二で、後続馬に可愛がってもらったところですが
阪急杯を制しました。この馬、芝千二は3戦全勝。函館2歳Sも勝っています



中山開催の良馬場のスプリンターズSで、前半を32秒で飛ばした馬は、2着こそあれ
恐らく勝ったことはないのではないかと、うる覚えで正確ではないかもしれませんが、
そんな記憶があります。
コース形態がスタートから3コーナーまでが、緩い坂になっているので行き脚がついて
しまうのですね。



そんな激流のハナ争いを前で見ながら、虎視眈々と馬群の先団又は中団で、差し脚を繰り出す
タイミングを図っているのが、◎ストレイトガール
スピードだけではなく、スタミナ他総合力をスプリント競馬で試されると思います。
ストレイトガールヴィクトリアマイルで府中の千六を先団につけ、上がり33.0の
1:31.9で乗り切って優勝しました。まぁ面子のレベルという問題はありますが…。
このストレイトガールのスピード、スタミナと差し脚に期待します。
1枠2番枠ですので、道中は包まれることのないように、お願いしたいところです。



香港のリッチタペストリーは不気味ですね。
JCではないので、空輸代、滞在費その他の経費を全て払ってでもの参戦です。
過去、人気薄の香港馬が勝ったこともあります。
金にシビアな中国人が、物見遊山で参戦するとは思えません。
4走前は54キロの斤量ながら、ダート千二を 1:07.5 という信じがたい時計で
勝っている点が不気味ですね。



馬連 2−(1・6・7・8・12・13・15・16)