バブル崩壊は時間の問題

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米中通貨戦争突入か 連日人民元切り下げ 
米上院財政委「為替操作国と認定すべき」



3日連続の人民元切り下げに追い込まれた中国の習近平政権。
アジアインフラ投資銀行(AIIB)や国際通貨基金IMF)の準備通貨採用など国際化
を目指したが、経済失速で求心力が低下し、内向き路線に急旋回した。
これに対し、来年に大統領選を控える米国はドル高への警戒感が強く、米中通貨戦争に発展
する恐れも浮上する。習主席の9月訪米がにわかにキナ臭くなってきた。



中国人民銀行中央銀行)は人民元の基準値を3日間で計約4・5%切り下げた。
人民元の国際化という大義名分をかなぐり捨ててまで元安を誘導する背景には、河北省の保養
地で共産党首脳部や長老らを集めて開催中の北戴河会議で、中国経済の減速をめぐる激しい
議論があったとみられる。

 


会議で配布された今年上半期の経済実績は、想像以上に厳しい数字で、反腐敗の名の下に大物
を摘発してきた習指導部に不満を持つ党長老らによる責任追及をかわすためにも、人民元切り
下げを打ち出した。

 


人民元ショックでアジア各国の通貨が大幅安の展開となるなか、急速なドル高が進んだ米国が
反発を強めている。

 


米連邦準備制度理事会FRB)が早ければ9月にも利上げを実施するとみられるなか、ドル高
で米国企業の業績が悪化するとの懸念が出ているためだ。

 


米国やIMFの度重なる批判を受けてこのところは露骨な介入を自重していた中国だが、米財務省
の広報担当者は、人民元相場の自由化に向けた改革に反するような行為に及べば「やっかいなこと
になる」と牽制した。




来年の大統領選を前に、民主、共和両党もだまっていない。
ロイター通信によると、上院財政委員会のボブ・ケーシー議員(民主党)は「オバマ政権は中国の
不正行為をより重視し、同国を為替操作国と認定すべき時だ」とする声明を出した。
共和党からも、次期大統領選への出馬を表明しているリンゼー・グラム上院議員が、人民元切り
下げは中国政府の「挑発的行為」だとし、「長く続いている不正行為の一つにすぎない」と非難した。

 


習主席は9月下旬に訪米してオバマ大統領と会談するが、米経済紙ウォールストリート・ジャーナル
「今回の切り下げは緊張感を高める公算が大きい」と指摘した。習政権は内憂外患の様相を強めている。



→ http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150813/frn1508131700010-n1.htm



まぁ、アレですね。
日本も為替介入、実際に介入する場合と口先だけの介入がありますが、
日本はあっくまでも変動相場制。
しかしシナは今時珍しい、固定相場制です。
故に、シナの中央銀行が1元=○ドルと決めてしまえば、その通り
になってしまいます。
輸出振興の名の下に、自分勝手に自国通貨を切り下げるのは、先進国
の政策とはほど遠い、最後進国のそれですね。
小国なら「仕方ないな」で済ませられますが、世界第2位の経済大国
にとっては、余りに無責任と非難されても仕方ありません。
何が国際通貨だよ、SDRだよ、ハードカレンシーだよ、この馬鹿www
米国も大統領選挙を控え、共和党民主党も米国の利益に反するような
所業には鋭い批判を投げつけるでしょう。
この3日連続の「元」切り下げで、もはやシナのバブル経済が崩壊
しかかっており、それも時間の問題であるほど深刻な状態である
ことを世界に示しましたね。
何が米国と太平洋を二分して管理するだよ、大笑いだなwww