ロシアのプーチン大統領は、イスラム過激派組織「イスラム国」が勢力を拡大したのは
シリアの反体制派を支援してきた欧米に責任があると主張したうえで、現在行われている
空爆は、アサド政権の同意を得ていない非合法な行動だと批判しました。
プーチン大統領は、9日からエジプトを訪問するのを前に、エジプトの新聞とのインタ
ビューに応じ、「イスラム国」がイラクとシリアで勢力を拡大したのは、「ひどく無責任
な内政干渉と一方的な軍事力の行使の結果だ」と述べ、イラク戦争を主導したアメリカや、
シリアの反体制派を支援してきた欧米に責任があるという考えを強調しました。
そして、アメリカ主導の有志連合による「イスラム国」に対する空爆について、「空爆
だけで結果を出すことはできない」と主張しました。
そのうえで、プーチン大統領は「国連安全保障理事会の決議や、空爆が行われる国の同意
もなく、非合法な行動だ」と批判し、「イスラム国」に対する軍事行動を進めるには、
国連安保理の決議や、ロシアが支援するシリアのアサド政権の同意が必要だという立場を
示しました。
ロシアは、ウクライナ情勢を巡って欧米に対する批判を強めており、イスラム過激派への
対応を巡っても欧米との溝が広がりつつあります。
→ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150210/k10015344091000.html
要するに隣国にして、オラが領土のハズであるウクライナ問題での
欧米の介入が気に入らない。 要はそれだけ。
だからといって、イスラム国へ理解を示してないのは賢明、
というより常識ですね。そこまで馬鹿じゃない。
ウクライナの敵をイスラム国で討つ、でしょうか。
原油安などでロシア経済は苦しいんでしょ。
もう少し西側に協調してもいいんじゃないの。
ルーブルの信頼度がガタ落ちの中、頼るは海外からの資本投資
ではないのでしょうか。