産経新聞に心配されるKTX

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「最高速度600キロ」目指すという「韓国版新幹線」の面妖
日本のリニアより速く、それでも在来線で走らせて安全性は大丈夫?




最高設計速度が時速500キロを超えるというリニア中央新幹線。日本が誇る、この「夢の超特急」
をはるかにしのぐ高速鉄道が、ある国で開発中だということをご存じだろうか。
目標とする最高速度はリニアを上回る時速600キロ。東京−大阪間なら、1時間足らずで走破して
しまうという、とんでもない速さだ。そんなスピードが果たして必要なのか、そもそもどうやって
安全性を確保するのかという素朴な疑問はひとまず置いておくとして、このスーパートレインに国の
威信をかけているのはどこかというと…。そう、お隣・韓国だ。



韓国の狭い国土に必要?

 


決して夢物語ではない。韓国では「HEMU−430X」、通称・ヘム(海霧)と呼ばれる車両が
昨年3月、すでに試験走行で時速421キロの最高速度を達成している。
鉄輪式鉄道では、フランスのTGV(時速574キロ)、中国の和諧号(時速487キロ)、そして
日本の新幹線(時速443キロ)に次いで、世界で4番目の速さだ。




韓国・国家技術標準院は昨年12月、経済的な波及効果が大きい新技術の一つにヘムに用いられている
動力分散方式の推進技術を選定した。韓国政府の入れ込みようがうがかえる。
聯合ニュースは「(新型車両が)一般走行速度の370キロで走れば、ソウルから釜山まで1時間30分
台での移動が可能だ」と報じた。

 


ヘムは、2013年から来年8月までに10万キロの試験走行を行い、最終的には時速450キロの最高
速度を達成する目標を掲げている。なぜ450キロかというと、新幹線の最高速度が443キロだから。
韓国・国土交通省はその後、時速600キロ級の高速列車の開発を目指すのだという。

 


この計画が実現すれば、世界で100番目あたりの広さを誇る韓国の国土(日本の3分の1以下)なら、
どこに行くにもあっという間に到着してしまうだろう。くどいようだが、「本当に必要?」との疑問が頭を
離れないが、韓国政府は海外市場への売り込みも視野に入れているという。

 


そんな韓国期待の星・ヘムだが、最近、韓国KBSが実に残念なニュースを報じて話題になっている。



219キロにとどまったテスト走行

 


それによると、ヘムがソウルと釜山の間でテスト走行を行った際、1時間54分かかり、平均速度は219キロ
にとどまった。停車駅は2駅、先行する列車もなしという絶好の条件で行われたにもかかわらずだ。

 


どうやら、高速運転に耐え得る専用線路ではなく、通常の線路で試験走行を実施したことが原因のようだ。
KBSは「既に1100億ウォン(約121億円)ウォンが投入されている『ヘム』だが、仮に専用線路が
必要となれば6700億ウォン(約737億円)が必要だ」と分析している。

 


時速300キロ以上にも達する高速列車を、日本で言えば在来線のような線路で走らせてしまおうという
韓国の技術者たちの心意気には心から敬意を表したいが、「くれぐれも事故には気をつけてほしい」と
願わずにはいらない。
というのも、現行の韓国高速鉄道である「KTX」は2004年の開業以降、人身事故を含むトラブルが頻発
しているからだ。



以下(略)



→ http://www.sankei.com/premium/news/141120/prm1411200003-n1.html


走る棺桶!ヘム!
それ以上でもなしそれ以下でもなし。



KTX正面衝突www


[,w400]
KTX3重事故www


こんなんばっか。
列車運行に際して、ハード面に比べてソフト面が全然ダメなんですな。