【中国大暴走】日中首脳“怪談”
関係改善なんてホラーでしかない…
北京五輪をほうふつさせる派手な演出だった。
交通規制や工場の一時操業停止によって出現した“暫定的”な青空の下で、APEC
(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議が開かれた。
10日には、3年ぶりの日中首脳会談も行われた。
だが、25分間の密室は“日中首脳怪談”だったと想像する。
会談前の7日に公表された日中合意文書の内容で、沖縄県・尖閣諸島の部分などに、
日中間の解釈の隔たりが大きく、早々に火種へと発展していたためだ。
尖閣問題が日中間で初めて“文字化”されたことで、中国側は人民日報を通じて
「領有権問題が存在することを日本が認めた」と一方的に勝利宣言をした。
「領有権紛争があれば、どちらの立場にも立たない」と明言してきた米国の耳にも、
すぐに届いたはずだ。
中国にとって、尖閣諸島の次の狙いが沖縄であることは間違いない。
「日本への琉球返還は、国際法的に根拠がない。日米2カ国だけの授受であり、中国は承認しない」
「中国は沖縄に対する権利を放棄していない」などの主張が、近年、中国側から盛んに発せられている。
安倍晋三首相は、首脳会談後の記者会見で「日中両国が、戦略的互恵関係の原点に立ち戻って、
関係を改善する第1歩となった」と淡々と語ったが、覇気がなかった。
習近平主席の失礼千万な振る舞いから始まった首脳会談は、双方がかみ合うことなく終わったから
ではないのか。
日本のメディアは全般的に「日中の関係改善を国民が望んできた」と報じたが、世論はそれほど
日中首脳会談を渇望していたのだろうか?
そもそも、一方的に関係を悪化させてきたのは中国なのだ。日本の領海・領空侵犯を繰り返し、
赤サンゴやマグロを密漁・乱獲し、日本を残虐非道な侵略者に仕立てるべく“捏造の歴史”を世界に
喧伝している。
しかも、習政権となって、反日プロパガンダは大暴走中だ。
第2次世界大戦で、日本が降伏文書に署名した翌日の9月3日を、「抗日戦争勝利記念日」と定め、
第1回の式典を盛大に行った。「民族独立のために戦った英雄をたたえる」として、9月30日が
「烈士記念日」となり、12月13日は南京虐殺の犠牲者追悼日に決まった。
今年は日清戦争開戦から120年にあたることで盛り上がり、来年は第2次世界大戦終戦から70年
という節目の年になる。「偉大な勝利をおさめた中華民族」と「侵略国で反省をしない日本」を吹聴する
キャンペーンに燃えるはずだ。中国との関係改善など、ホラーでしかない。
(ノンフィクション作家・河添恵子)
→ http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141113/frn1411131550001-n1.htm
シナによる領海領空侵犯に漁船による珊瑚に魚類の乱獲
シナは日本に喧嘩を売っています。
これぐらいのことで、シナに反撃することもないだろう…。
シナが暴力的海洋覇権国であること、そして自らの過ちを
絶対に認めないことを、日本人の多くが知っています。
故に、日中首脳会談には消極的で、成果など期待して
いなかったものです。
日韓もそうですが、日中の首脳会談は厳に慎むべきでしょう。
日本はシナが暴力的な覇権国家であることをを隠さない
ことを胆に銘じるべきですね。
そしてシナに何かを“期待”することは厳禁です。
彼らの頭の中は、自らの利益を暴力に訴えてでも我がものに
することだけです。