ウクライナNATO加盟へ?

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ロシア クリミア自国領化の動きが加速



ウクライナ南部のクリミア自治共和国編入を決めたロシアのプーチン大統領は、クリミアに通じる
橋の建設など、大規模なインフラ整備や住民の福祉に取り組むよう閣僚らに指示し、欧米諸国の反発
をよそに、クリミアを自国領とする動きを加速させています。
一方、ウクライナの暫定政権は、旧ソビエト諸国でつくるCIS=独立国家共同体から脱退する方針
を表明するなど反発を強めています。



ロシアのプーチン大統領は19日、閣僚らを集めた会議を開き、ロシアへの編入を決めたウクライナ
南部のクリミアの発展に向けた計画について協議しました。



このなかで、プーチン大統領は、ロシア南部のクラスノダール地方とクリミア半島を隔てるケルチ海峡に、
日本円で1000億円以上の建設費が見込まれる道路と鉄道の橋を建設するよう指示しました。
さらに、クリミアの住民の年金をロシアの水準に合わせるため、およそ2倍に増やすよう指示しました。



プーチン大統領は「すべてのロシア国民は同じ条件を与えられるべきだ。作業を長引かせることなく、
できるだけ急いでほしい」と述べ、欧米諸国の反発をよそに、大規模なインフラ整備や住民の福祉に
取り組むことで、クリミアを自国領とする動きを加速させています。



また、ロシアの憲法裁判所は19日、クリミアのロシア編入憲法に違反しないと判断し、ロシア議会
下院は20日にも編入に関する条約を批准する見通しです。



一方、クリミアでは、発砲事件で死者が出るなど、情勢の不安定化が懸念されており、ウクライナ
暫定政権は19日、ウクライナ系住民やクリミア・タタール人の安全が脅かされているとして、避難
計画を準備していることを明らかにしました。



また、暫定政権は、ロシアを中心に旧ソビエト諸国でつくるCIS=独立国家共同体から脱退する方針を
表明したほか、ロシアとの間で相互にビザの取得を免除していた協定を一方的に撤廃する考えも示し、
反発を強めています。



→ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/t10013112181000.html



それにしても思うのが、民族が入り乱れる大陸国家ならではの騒動ですね。
しかし、クリミアがロシアの戦略上、重要な拠点は分かりますが、それに
しても失うものも大きいですね。
ロシア人民はまだ熊から人間に進化していない面もあるので、クリミアを
得た場合と失った場合を秤にかけることが出来ません。
また、軍事力を行使するのも躊躇がありません。
周囲に有力な友好国もありません。
シナがロシア政府を全面的に支持し、インドは中立。
しかし欧州と米国が反発・反ロシアに一斉に傾けば、ロシアは色々な面で
今後課題を抱えることになります。
ウクライナ政府がCIS脱退、NATO加盟になったらどうするのでしょうか。
ロシアとの長い国境線を持つウクライナ本土に、地対地ミサイルが配備
されたら、ロシアは心臓や首筋に鋭利な刃物を当てられたも同然ですね。