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クリミア首相、承認されれば
数か月以内にロシアと統合の意向



ウクライナ南部・クリミア自治共和国のアクショーノフ首相は10日、ロシア編入を目指して実施
される住民投票で承認されれば、数か月以内にロシアとの統合を実現したいとの意向を示しました。



クリミア自治共和国のアクショーノフ首相は、ロシア通信とのインタビューで、16日に予定されて
いる住民投票で承認された場合、「数か月以内にロシアの法的枠組みに入ることができるよう、
通貨の切り替えも含め準備が進んでいる」と述べました。
また、「クリミアがロシアと統合されたらウクライナ語は公用語ではなくなるだろう」としていて、
ウクライナ語を話す少数派の住民からの反発も予想されます。



一方、ウクライナのヤツェニュク首相は10日の記者会見で、「クリミアで起きていることはロシア
の責任で、ウクライナの一部であるクリミアでの住民投票を直ちにやめさせるべきだ」とロシアを強く
非難しました。ヤツェニュク首相は今週のアメリカ訪問で、13日には、国連の安全保障理事会の会合
にも出席するということです。

 

また、先月、ウクライナの大統領職を解任されたヤヌコビッチ氏が11日にロシア南部のロストフ・ナ・
ドヌーで何らかの声明を出すとロシアメディアが報じています。


→ http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140311-00000006-jnn-int



このような場合、指導力とカリスマを持つ軍事大国の独裁者の前には
どの西欧型民主主義国は、なす術がありません。
米国も直接対決を絶対、極力避けつつ、犬の遠吠えらしい経済制裁をする
しかありません。
米露の指導者の質が問われる出来ごとですね。