プーチン有利か?

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米欧、17日に制裁と警告 
ロは報復措置準備 クリミアめぐり緊張



ケリー米国務長官は13日、ウクライナ南部クリミア自治共和国でロシア編入の是非を問う住民投票
16日に行われれば、米国と欧州連合(EU)が17日にロシアに対して「重大な措置を取ることになる」
と米欧共同の制裁発動を警告した。
これに先立ちロシア政府高官は13日、欧米がロシアに制裁を科せば、報復として「同様の措置」を発動
すると述べ、既に具体的な対抗措置を検討していることを示唆。
ロシア軍は同日、ウクライナ国境で大規模な演習を実施、ウクライナに対する軍事圧力を強めるとともに、
欧米に対抗する姿勢を鮮明にした。



ロシアが実効支配するクリミア半島住民投票が迫る中、ロシアと米欧間の緊張が一気に高まった。

 

ドイツのメルケル首相は13日、ロシアは姿勢を改めなければ甚大な打撃を受けると警告した。
「先進国クラブ」と称される経済協力開発機構OECD)はロシアとの加盟交渉の停止を発表、圧力をかけた。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140314/erp14031401180001-n1.htm




ロシア政府系ガス企業 
ウクライナにガス供給打ち切り可能性を警告



ロシア政府系ガス企業ガスプロムのミレル社長は13日、ドイツのベルリンで記者団に対し、ウクライナ
への天然ガス供給について「前払い制に切り替えることもできる」と述べ、代金未払いが続けば供給打ち
切りにつながる可能性があると警告した。ロシアメディアが報じた。

 

ミレル社長は、ウクライナ向け天然ガス輸出代金の未払いが18億ドル(約1840億円)以上に達した
と指摘。ウクライナが政治的に深刻な危機に直面しているとしても「ガス代金は払われなければならない」
と述べた。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140314/erp14031401100000-n1.htm



何度か書きましたが、プーチン大統領は軍事大国のカリスマ的独裁者
であり、国民もプーチン氏を支持しています。
国政は彼の考え一つで決まります。
ところが欧米諸国には民主主義に乗っ取った“民意”というものがあり
議会の承認がなければ、災害救助等を別にすれば、勝手に軍を動かす
ことは出来ません。
プーチン大統領がフリーハンドで軍隊を動かせるのに対して、欧米の
指導者は、この“民意”に縛られ後手後手に回りそうです。
「ロシアとの軍事衝突は嫌だ!」と世論が湧けば、それまでです。
相手はプーチン、何をするか分らない…、とね。
地政学的に考えて、ロシアが親西欧のウクライナなど許すハズもなく
今の臨時政府も、引っくり返される可能性は否定出来ません。
何故なら、ウクライナが仮にNATOに加盟して、ロシアと長い国境線
沿いに地対地ミサイルなど配備されたら、それこそ心臓や首筋に
鋭利な刃物を突き付けられることになるからです。