「第二次大戦以来の大規模侵攻になる」
バイデン大統領が危機感
アメリカのバイデン大統領は、緊迫するウクライナ情勢について「ロシアが
侵攻すれば第二次世界大戦以来の大規模な侵攻になる」と危機感を示しました。
アメリカ バイデン大統領
「もしあれだけの兵力で(ロシアが)侵攻したら、第二次世界大戦以来の大規
模な侵攻になる。世界を変えてしまうだろう」
バイデン大統領はこのように危機感をあらわにし、侵攻があればポーランドな
どの東欧諸国でNATO=北大西洋条約機構の兵力を増強せざるを得なくなる
との考えを示しました。
一方で、ウクライナへのアメリカ軍の部隊派遣については否定。「プーチン大
統領個人への制裁を検討するか?」との質問には「そうなるだろう」と答えま
した。
アメリカ政府高官は、ロシアが侵攻した場合、AI=人工知能や防衛など先端
技術に関する幅広い分野の輸出規制措置を取る方針を明らかにしています。
まあねぇ、ウクライナはNATO加盟国じゃないし、米国経済も揺らいでいる
し、コロナ禍(オミクロン株)も大流行してるし、とてもヤル気満々のロシア
軍を相手に軍事介入は出来ないのでしょうね。完全に他人事モードです。
プーチン大統領も、そこを見越しての軍事侵攻を計るのかもしれません。
ロシアにとっては、ウクライナは安全保障上の要といってもいいくらいに大事。
まさかウクライナがNATOに加盟しようものなら、喉に刃物を突き付けられ
るようなもの。及び腰の西側の気勢を制して、軍事侵攻でウクライナを手に入
れれば、国威発揚・プーチンへの支持率爆上げ間違いないですからね。
彼は戦争をしたがっています。