ブラック企業を取り締まれ

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ブラック企業相談、1日で1042件 
サービス残業半数 厚労省



厚生労働省は2日、パワーハラスメント長時間労働など労働環境が劣悪な「ブラック企業」に関して、
同省が1日に実施した無料電話での特別相談の結果を公表した。
1042件(速報値)の相談があり、賃金が支払われないサービス残業の相談が556件と全体の半数以上を占めた。
上司の暴力といった深刻なパワハラ被害も目立った。



大学生や若年労働者の間ではブラック企業への不安が広がっている。厚労省は今月から、各地の労働局の
情報などを参考に離職率の高い企業の労働実態を調べるなど対策を本格化させる。

 

相談内容(複数回答)の内訳は「賃金不払い残業」が全体の53.4%を占めて最も多く、「長時間労働・過重
労働」(39.7%)、「パワーハラスメント」(15.6%)が続いた。

 

具体的には、サービス残業の手口として「タイムカードを定時に打刻するよう強要された」などがあった。
「有給休暇を申請して休んだのに、会社に欠勤扱いされていた」というケースもあった。

 

パワハラでは「上司から顔をなぐられた」などのほか、「部署異動後、研修もなく放置され、仕事の仕方が
わからないと上司から退職を強要された」「草むしりなど無意味な作業をさせられた」といった精神的な
ハラスメントも目立った。

 

業種別では「製造業」(20.4%)が最も多く、「商業」(19.9%)が続いた。

 

相談者の年齢は30代が24.3%、20代が24.2%で、20〜30代が約半数を占めた。

 

厚労省は「相談内容を精査し、労働基準法違反の疑いが強い企業については監督指導していく」としている。

 

同省は今月から大学生らが利用する全国57カ所の「新卒応援ハローワーク」にブラック企業専用の相談窓口を設置。
長時間労働や賃金未払いなどの被害を受けている人から相談を受け付ける。

 

来年度からは民間業者に委託して、夜間や休日に対応するフリーダイヤルを開設するなど対策を強化する。


→ http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0204V_S3A900C1CR8000/?dg=1



パワハラの雄 社員が自殺しても知らん顔


過重労働、パワハラ、セクハラ、いじめなどが社内で絶えない企業が
多いですね。 中小企業ではなく、大企業も該当する企業も多いでしょう。
特に創業者社長が頑張っている企業は、それだけに目立ちがちですね。
ブラック企業の雄の社長さんが今や国会議員とは・・・。
厚生労働省ももっと指導監督を強化すべきで、内容によっては刑事告発
視野に入れて調査すべきでしょう。