量的金融緩和縮小がくすぶる

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米国株、ダウ3日続落で48ドル安 
金融緩和の縮小懸念くすぶり



7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比48ドル07セント(0.3%)安の
1万5470ドル67セントで終えた。米国の量的金融緩和が早期に縮小するとの見方がくすぶり、
目先の利益を確定する目的の売りが続いた。
ダウ平均の構成銘柄である映画・娯楽のウォルト・ディズニー株が4〜6月期決算の伸び悩み
を理由に売られたことも重荷になった。



投資家の間では、量的緩和が縮小した場合に市場への資金流入が細るとの懸念が根強い。
夏季休暇をとる市場参加者が多く、商いが薄い中で利益確定の動きが広がりやすかった。
日本株相場の大幅下落で投資家心理が冷え、運用リスクの回避につながった面もあった。

 


ハイテク関連株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。前日比11.76ポイント(0.3%)安
の3654.01で終えた。ナスダック指数の続落は約1カ月半ぶり。

 


業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち7業種が下落した。「一般消費財・サービス」や
「金融」、「生活必需品」の値下がりが目立ち、「公益事業」と「ヘルスケア」などが上昇した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約6億3000万株(速報値)、ナスダック市場は
約16億4000万株(同)だった。



→ http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXNASB7IAA05_08082013000000


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昨日も書きましたが、FOMCの委員である地区連銀総裁の2人が
量的金融緩和措置の早期終了をほのめかしてから、市場には疑心暗鬼
が漂い、結果として利益確定の売りを急がせる結果となってます。
また、NY市場が過去最高値圏内にあることも利益確定→夏休みの
構図を作ってますね。
昨日の日経平均株価は急落して、13,824円
CME225(¥)は、13,720円。
問題は為替ですが、今現在(7:20)1ドル=96ドル40銭台で
推移しています。
ドル円は1ドル100円台回復を諦めたファンド勢からの売りが断続的
に入り、96円35銭付近まで下げ幅を拡大しました。
今日の東京市場は、米国株安に円高が重くのしかかりそうですね。