キャノンの動向に注目

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米国株、ダウ反落25ドル安 
キャタピラー安い ナスダックは反発



24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比25ドル50セント(0.2%)安の
1万5542ドル24セントで終えた。建設機械のキャタピラーが発表した四半期決算が低調な内容となった。
世界経済のけん引役である中国の景況感指標の低下も投資家心理をやや悪化させ、幅広い銘柄に利益確定
売りが広がった。

 


キャタピラーの4〜6月期は純利益が前年同期から43%減少した。資源価格が低迷する中、鉱山開発会社が
設備投資を抑制したため鉱山向け重機の販売が低迷した。世界経済が減速しているとの懸念が高まり、
株式市場では運用リスクを回避する動きにつながった。

 


英金融大手HSBCが24日発表した7月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は、11カ月ぶり
の低水準となった。中国での販売を収益源とする米企業は多く、非鉄のアルコアなど関連銘柄へ売りが広がった。

 

午前発表の6月の米新築住宅販売件数は約5年ぶりの高水準となったが、相場の反応は限られた。

 


ハイテク関連株の比率が高いナスダック総合株価指数は小反発した。時価総額の大きいアップルなどの上昇
が寄与し、前日比0.33ポイント(0.0%)高の3579.60で終えた。

 

業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち9業種が下落した。「公益事業」や「エネルギー」、「素材」の
値下がりが目立つ。「IT(情報技術)」は上昇した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約6億
8000万株(速報値)、ナスダック市場は約17億2000万株(同)だった。

 


キャタピラーの下げが目立ち、値下がり率はダウ平均を構成する銘柄で最大だった。
増益決算を発表した航空機のボーイングも下落。大手銀のバンク・オブ・アメリカや、通信のAT&Tが売りに
押された。24日の東京市場の取引終了後に収益予想を下方修正したキヤノンの米預託証券(ADR)は大幅安だった。



→ http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXNASB7IAA05_25072013000000


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今日も揉み合い、業績相場でしょうか。
しかしキャノンの下方修正は痛いですね。日経平均株価にどれだけ
マイナスに作用するのか?
キャノンのADR東証比:▲7.2% (▲231円)です、ヤバイ!
為替は米国債利回りの上昇が続いており、今現在(8:40)
1ドル=100円30銭あたりです。
決算を間近に控えた企業の株は、手が出しにくくなるようです。