日曜競馬 展望

競馬


昼食はいつも馴染みの居酒屋さんで取りますが、今週は笑いました。
御年60そこそこのマスターですが、競馬歴は半世紀近いのです。
子供の頃、父親に中山競馬場に連れて行ってもらってからの競馬ファン
一時は共同馬主になったほどです。
そのマスターが、「エピファネイアはモノが違う!」「今回買わないと、
(勝って人気になるため)もう買う時なんかありませんよ!」と
誰彼となく客人相手に講釈を垂れてましたね。
そういえば、サクセスブロッケンが出場したダービーも、同じように
サクセスブロッケンを誉めて吹聴してましたが・・・。
ただし、このマスター、馬券上手なことは認めざるを得ません。
税務署に聞こえないような声で囁くと、マスターのPAT残金は
7桁の数字を誇ります。全て馬券で稼いだお金です。
マスターの馬券術は、「これだ!」と思ったレースに、馬連3連複
3連単と複合馬券での勝負です。中に穴馬を入れることは忘れません。
3回のうち2回ハズレても、1回当たれば配当金はデカいんですよ。
万馬券なんてちっとも珍しくありません。さて、明日のエピファネイアは?



[弥生賞(G2)]


今日、(牝馬)クラシックを目指す馬達によるトライアルレースが幕を
開けました。チューリプ賞ですね。
結果は武豊騎手の絶妙の逃げ、というよりも他の有力馬の末脚が不発に
終わっただけ、という印象ですね。
さて、弥生賞。牡馬クラシック第一弾「皐月賞」のトライアルレースにして
今後のクラシック戦線を占う上でも最重要な一戦です。
ここまで49回の弥生賞の出走馬から、皐月賞馬が23頭(連対馬は計35頭)、
日本ダービー馬が20頭(連対馬は同じく35頭)も誕生しています。
皐月賞の有力馬を探すというだけでなく、ダービーの伏兵になりそうな馬も
チェックしておかないといけませんね。


居酒屋のマスターには悪いけど、◎コディーノです。
朝日杯2着以上に、札幌2歳Sと東スポ杯(レコード)の内容が秀逸です。
ただし、行く馬がバッドボーイとマイネルクロップではド・スローペースは
約束されたも同然ですね。
エピファネイアは、ラジオNIKKEI賞で、千米通過66秒という、未勝利戦
以下の超スローペースで、何とか折り合って勝ちました。
問題はコディーノで、前走の朝日杯(千六)でも行きたがっていましたので、
余りのスローペースになった時は心配です。
しかし、そこはデビュー当時から騎乗している横山典騎手の手腕を信じること
でしょうね。
エピファネイアですが、母馬が名牝シーザリオオークスアメリカンオークス
などを圧勝 by スペシャルウィーク)ですので、素質の高さはある程度認めても
「これは強い!」と思わせるレースが・・・。
ラジオNIKKEI賞にしても、千米通過66秒という異常なスローペースを
3番手(7頭立て)追走で、ゴール前で振り切ったという、評価の分かれる
レースでしたね。
コディーノにしたら、何故ラジオNIKKEI賞ではなく、マイルの朝日杯を
選んだのかが疑問ですね。クラシックを意識するなら、やはりラジオNIKKEI賞
でしょう。


馬券は馬連では、3−12 ではハナシいならないので3連単です。
(3・12)−(3・12)−(6・7・8・9・11) 10点