“麻薬カルテルと戦う”
メキシコの女性市長、死体となって発見される
今までに2度の暗殺未遂を受け、「戦う女市長」として有名なメキシコの女性市長
「マリア・ゴロスティエタ」さんが今月15日、死体となって発見された。
マリアさんは今月12日朝、娘を学校に送っている最中に麻薬カルテルと思われる
武装集団から襲撃を受け、車から引きずり降ろされた。
目撃者によるとマリアさんはその場で暴行を受けながらも、「娘に手を出さない
のであれば」と ”自ら進んで” 武装集団の車に乗り込んだように見えたという。
それからちょうど3日後の15日朝、同市内にあるサン・フアン・タララメオ村で
マリアさんの死体が発見された。検察によると彼女の身体には様々な拷問の跡が
残されていた。
両手を縛られた跡、刃物で刺された跡、やけどの跡、ひどい暴行を受けた跡など。
直接的な死因はおそらく後頭部への打撃だとみられているという。
可哀想なマリア・・・
暗殺未遂にあっても毅然とした態度と姿勢
天国で安らかに・・・
http://www.youtube.com/watch?v=MQp4-FCKCC8:movie,w500
メキシコの麻薬組織といえば、拙ブログでも度々登場
しているバラバラ死体に生首ですね。
組織の結束は強く、警察上層部に政治家まで深く浸透
しているために、事実上の無法状態。
警官だって麻薬マフィアの用心棒の方が収入によければ
そっちに行ってしまうのでしょう。
メキシコは米国とFTA条約を結んだために、とうもろこし
などの農産物が壊滅状態らしいですね。
そうなれば行きつくところは・・・。
正義を最後まで突き通した、勇敢な市長に謹んで合掌。