凱旋門賞

競馬


観ましたよ、凱旋門賞
いつものように出脚がつかずに、最後方から進みます。
道中は後方で折り合いに専念。そして運命のストレートへ・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=rdHLOFlzK8Y:movie,w500


スミヨン騎手の励ましに応えるオルフェーヴル
最後方からの、目が覚めるような直線ゴボウ抜き!
そして後続を離していきます。
誰が観ても勝利は確実で、ダンシングブレーヴ級に
位置付けられるかもしれない、なんて考えていた刹那。
聞いたこともないような馬が迫って来ました。
オリビエ・ペリエ騎乗のソレミアです。
ソレミアが容赦なく迫って、計ったようにゴール前で
オルフェーヴルを交わしました・・・。
日本人の夢、凱旋門賞制覇は、おあずけになりました。
勝ったソレミアは仏馬で4歳牝馬
G2を1勝、牝G1を3着するくらいの
地味な成績(凱旋門賞前で13戦5勝)。



因みに勝ち時計は2:37.68と、史上2番目の遅いものです。
それだけ連日の雨で、馬場が悪かったのでしょう。
ソレミアが勝った勝因は分かりませんが、凱旋門賞は欧州馬以外は
勝てないというジンクスを天から与えられたのでしょうか。
この成績で凱旋門賞に出ること自体、首を傾げるんですけどね。
あと、オルフェーヴルは、直線ゴボウ抜きの後、内へモタレっ放しでしたね。
動画を観ていただければ分かりますが、確かに大外枠から抜き去った後、
直線の右フェンスごしに走ってます。
これがオルフェーヴルの敗因だと、騎乗した名手スミヨン騎手の談です。
なお、大外枠は不利と言われましたが、私が考えた通り有利に出ましたね。
なまじインの枠を引くと、あの馬群を捌くのは大変です。
どうせ後ろから行くのなら、不利を受けない大外枠はむしろ有利に働くと
考えてました。



オルフェーヴルも2着ながら、3着馬を7馬身離しています。
モンジュー vs エルコンドルパサー凱旋門賞を思い出しますね。
オルフェーヴルが背負ったことのない59.5キロならば、
同じ4歳の牝馬ソレミアは58キロを背負っての勝利です。
あの水分をたっぷり含んだ不良馬場での激走は、反動はきっとありますね。
オルフェーヴルは残念ですけど、JCと有馬記念はパスして、来年は
欧州に滞在してで競馬をして欲しいものです。
凱旋門賞でこれだけ走れば、Kジョージ&QエリザベスDSくらいは
勝てるでしょ。





http://www.youtube.com/watch?v=brcvzXCkYr4:movie,w500



http://www.youtube.com/watch?v=jn58KtYT8wk:movie,w500