いっち抜っけたぁ〜!

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民主の離党者10人規模か 消費増税素案巡り党内混迷



消費増税の対応をめぐり民主党が混迷している。
増税法案の素案策定に向け、党税調役員会は27日の総会で引き上げ税率や時期を記さない骨子案を示した。
だが、批判が続出したため、28日の総会で「2015年度に税率10%」の案を提示することになった。
段階的な引き上げの時期や税率も示す方向だ。
一方、増税に反発する離党者は10人規模に膨らむ可能性が出てきて亀裂が鮮明になってきた。

 
素案について、野田佳彦首相は27日午前の政府・民主三役会議で、年内に党内でまとめるよう指示。
これに対し、税調役員会は慎重派に配慮して税率と時期を入れない方針を確認し、消費増税に対する
考え方をまとめるのにとどめた骨子案を午後の総会で示した。

 
だが、「税率や時期がわからなければ議論できない」として議論は紛糾。
役員会は28日の総会に、「15年度10%」案を示すことを決めた。
段階的に引き上げる時期や税率も示す構えで、財務省が複数の案を準備している。

 
ただ、素案策定自体に対する党内の異論は強く、増税の時期や税率を示せば新たな反発を招き、
意見集約の難航は確実だ。このため素案策定は年明けにずれ込みそうだ。
野田首相が「年内」のとりまとめを指示したことにより、党内の混迷はいっそう深まっている。

 
消費増税への反発から離党の動きは拡大している。民主党斎藤恭紀(宮城2区)と内山晃(千葉7区)
の両衆院議員は28日に離党届を提出する方針を表明。
中後淳(ちゅうご・あつし)(比例南関東)と三輪信昭(比例東海)の両衆院議員も離党する方向だ。
小沢一郎元代表に近い東京、南関東、東海、近畿の比例単独の衆院議員らも検討しており、離党者は
10人規模になる可能性がある。

 
内山氏は27日、同党を除名された松木謙公衆院議員(北海道12区)と国会内で会談し、年明けの
新党結成をめざして賛同者を募ることを確認。離党者の中には松木氏とは別に新党をめざす動きも浮上している。


→ http://www.asahi.com/politics/update/1228/TKY201112270744.html



まぁ元々、寄せ集め細工のような党ですからねぇ。
何かあれば「いっち抜っけたぁ〜!」になりやすい体質です。
今後もどんどん党内からの流出が出て欲しいものです。




狙いは交付金? 駆け込み新党の動き今年も


 
野田政権の消費増税方針などに反発して民主党離党へ動く若手議員らが、新党結成を目指している。
離党後の活動資金として新党で政党交付金を受けるには、年始の時点で手続きを済ますことが必要。
このため、年末に新党作りが話題になることが少なくない。

 
政党交付金は、国民1人250円にあたる総額が毎年国の予算で決まり、国会議員数と直近の国政
選挙の得票率をもとに各党に配られる。
今年は9党に計319億円がわたり、民主党は168億円、自民党は101億円。
共産党は党の方針で受け取っていない。

 
交付金を受けたい政党は毎年1月1日現在での党名や所在地、所属議員名などを記した届けを
1月16日までに出さないといけない。
このため、離党する議員らが活動資金を得ようと新党を立ち上げるのに、年末が節目になりやすい。


→ http://www.asahi.com/politics/update/1227/TKY201112270584.html