国民を愚弄する民主党代表選

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「決戦9月代表選」 小沢氏擁立論も 
両院議員総会30日開催へ


参院選大敗の民主党内に、奇妙な静けさが漂っている。
党執行部は14日、参院選の敗北を総括する両院議員総会臨時国会召集予定日の30日に
開催する方針を固めた。
そこには、総会までの2週間で党内のほとぼりを冷まし、責任論をかわす思惑がある。
また、菅直人首相はひたすら低姿勢に徹して難局を乗り切ろうと懸命だ。
これに対して、首相に批判的な小沢一郎前幹事長の周辺は、今、勝負をかけなくとも、
9月の党代表選で勝てると自信を深めている。党内では、「本当の決戦は9月」が共通認識
になりつつある。

 
執行部が臨時国会初日に総会を設定するのは、国会日程の都合で総会を時間切れに持ち込み、
責任追及を抑える思惑があるとみられる。
また、参院選から約20日間の日をおき、所属議員の不満が沈静化する可能性を狙ったふしもある。

 
そんな仕掛けの一方、首相は14日に支持団体・連合の古賀伸明会長に参院選敗北を謝罪するなど、
頭を下げることで党内や関係団体を懐柔し、逆風をやり過ごそうとしているようだ。

 
政権運営は大変難しくなっていくので、今後は慎重にしなくてはいけない。小沢さんとは連絡を
とっているが、まだ会える日程が決まっていない」

 
首相は同日、小沢氏と親しい稲盛和夫内閣特別顧問首相官邸に招き、大敗を陳謝した上で、
こう伝えた。首相は同日夜、記者団に「今までお会いした代表経験者には、私の消費税に関する
発言で大変重い選挙になったことをおわびした。小沢さんにお会いできれば同じような形で
申し上げたい」と述べた。

 
首相が小沢氏との会談を要望しているのは、9月の代表選での再選に不安を感じているからだ。

 
だが、小沢氏周辺では「会う必要はない」(中堅)との意見が強い。

 
小沢氏周辺の強気の姿勢には、今回の代表選に党員・サポーターも参加することが関係している。
代表の突然の辞任時などは両院議員総会での所属議員だけの投票で代表選が実施されることが多いが、
任期満了に伴う今回は平成14年以来、8年ぶりに党員投票を含む正式な形で実施される。

 
選挙はポイント制。衆院小選挙区ごとに1ポイントが配分され、党員・サポーター投票の結果、
最多得票候補が、その選挙区の1ポイントを獲得する。
地方議員は全体で100ポイントで、得票数に応じて各候補者に振り分けられる。
党所属衆院議員306人(横路孝弘議長を含む)、参院議員106人(江田五月議長を含む)は
1人2ポイントを持ち直接投票する。

 
党員・サポーターの対象は在日外国人を含む18歳以上。
党員は6000円、サポーターは2000円を支払う。昨年5月末現在の登録人数は約26万
1200人で、今年分は未集計だ。

 
小沢氏は、早々と布石を打っていた。党員・サポーターが代表選に参加するには、毎年5月末までの
登録が必要だが、小沢グループは登録締め切りまで懸命にサポーター獲得に奔走。小沢氏支持議員は
「おれたちのグループは党員・サポーター票は負けない」と自信を示している。

 
小沢氏に近い松木謙公国対筆頭副委員長は14日の民放BS番組収録で、露骨な小沢待望論をぶち上げた。

 
「小沢氏に出てもらいたい。政策を重んじる人なので、それを武器に首相になり、(政策を)実現
してほしい」


→ http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100715/stt1007150641002-n1.htm


菅総理、国会で一度も予算委員会を開かずに最速の降板劇になりそうですね。
所詮は政治家というより市民運動化に過ぎない菅総理
党内をまとめきれず、対外的には陳謝・低姿勢で見苦しいことこの上ないですな。
やはり巷噂された“選挙管理内閣”に過ぎないようですね。
しかし、小沢氏が代表になったらどうなるんだ?
民主党への支持率がウルトラ急降下になることは間違いないでしょうね。
カネと政治の問題は何一つ解決されてませんし、小沢氏自体も単に党幹事長を
辞任しただけで何の責任も取ってませんから、これで有権者の理解を求めるのは
余りに国民を馬鹿にしたハナシでしょう。
でも多分、小沢氏本人は出馬しないでしょうね。そこまで馬鹿ではないでしょう。
自分の言い成りになる腹心を出す可能性が強いと思われます。
ただし、その小沢氏を担ごうとする“姿勢”は極めて危険なことですよ。
オマケに党員・サポーターに在日を含めるってコトはどうよ!?
地方参政権以上に日本国の政治に影響力をもたらすことになりかねませんね。
いずれにせよ、民主党のドタバタ劇はとんだ茶番劇に終始しそうですね。


小沢氏の政治主導、復活か!?