さて、いよいよ牡馬クラシック第一弾 皐月賞 ですね。
今日の馬場を考えると、芝は2〜3秒程度の時計を要してますね。
[中山グランドジャンプ（G1）]
◎マルカラスカルは前日ブッ千切りの1番人気でしたが、結果的には3番人気だったんですね。
まぁ馬体重が -22kg では、流石に怪しむのが普通でしょうから。
2着▲メルシーエイタイムに対しては大差勝ちですから、仕上げに問題はなく
事実、西谷騎手も馬体重については心配していなかった旨、答えてますね。
○エイシンニーザンについては、中山の障害コース未経験が響いた感じですかね。
3連勝と勢いがあっても、中山の大障害コースは他とは比較にならない程タフですからね。
中山大障害に期待しましょう。
あと、落馬した山本騎手、馬に蹴られたか乗られたように一瞬見えましたが、
大事に至らず何よりです。 馬もね。
[マイラーズカップ（G2）]
◎カンパニーは最後に詰め寄られましたが、何とか凌いでくれました。
しかし、ニシノマナムスメとかねぇ。
西山牧場の西山茂行社長も、この結果には喜んでいることでしょうね。
今日の「日刊スポーツ」のコラムに書いてましたが、河内調教師の安田記念を見据えての
マイラーズカップ参戦の進言があったそうですね。
確かに、あの名牝ニシノフラワーの娘ですから、やはりマイルは合うのでしょうか。
それが血統の面白いところでしょうかねぇ。
[皐月賞（G1）]
鍵となるのは、やはり芝の状態ですね。
こちらは夜になっても霧雨のような少雨が降ってましたが、明日はどうでしょうか。
予報では曇なんですが、さほど乾かずに変わらず力の要る馬場なんでしょうね。
稍重に近い良か、良に近い稍重で、時計は普段より2秒程度余計にかかるイメージです。
芝は内〜中を通った馬に有利で、外は芝が深いせいか伸びませんね。
ペースにもよりますが、「大外一気」より「先行抜け出し」です。
◎マイネルチャールズに期待します。
サンデーサイレンスには敵わなくても、ブライアンズタイム産駒は皐月賞に縁があります。
ここ一番の底力にも定評があり、また結果を残してます。
BMS のザビールもターントゥ系の底力ある種牡馬ですよね。
ただ心配なのが、オーナーサイド（岡田氏）からヘンな指示を受けてないだろうな、ってことです。
馬の気に任せた先行策がベストと思いますが、岡田氏悲願のダービーを見据えた走り、
道中は中団に控えて、直線で差す競馬 ...。 マサカ、そんな馬鹿じゃないよね ...。
「日刊スポーツ」土曜版では、G1戦では伊藤雄二元調教師のコラムが掲載されてますが
今日のコラムも興味深かったですね。
氏が育てたウイニングチケットなんですが、この年はナリタタイシンとビワハヤヒデを加えた
3強（各馬とも腕達者の騎手）の争いと見た伊藤調教師は、冷静に考えてウイニングチケットに
皐月賞とダービーの両方を制するのは無理だと判断。 血統にコース適性を考えて大目標を
ダービーに置いて、ある意味で皐月賞は捨てたとのことです（ダービーに向けて余裕残しの仕上げ）。
結果、皐月賞は負けたものの、見事にダービーを制しましたね。
皐月賞とダービーの間は6週間。 皐月賞でピークに持っていきダービーもピークを維持するのは
事実上不可能なんですね。
ナリタブライアンやディープインパクトのように体調のピークではなくても勝てるような
抜けた能力を保持していれば別なんでしょうけど。
メイショウサムソンの場合は、今となっては所詮は相手関係でしたね。
いずれにしても、人気が割れることにより松岡騎手のプレッシャーも多少は低減するでしょうから
マイネルチャ−ルズの持ち味が生きる競馬に心掛けて欲しいですね。
相手は
○ショウナンアルバ
▲スマイルジャック
△ブラックシェル フローテーション タケミカヅチ フサイチアソート
[京葉ステークス]
枠順に恵まれたニシノコンサフォスの先行（逃げ）押切に期待です。
相手は、人気処で決まりそうな気がします。
