プチ 幸せな悩み

競馬

bakenshikabuya2008-04-07

昼休み、食後に何気なく書店に行くと、
『えッ!?』
ある文庫本がイチ推しとして、平積みになって陳列されてました。



『霧笛荘夜話』 (浅田次郎著・角川文庫)

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無一文で、偏屈で、けれでも愛すべき人たちが集う古アパート「霧笛荘」。
ほんとうの幸せへの鍵が、ここにある。


とある港町、運河のほとりの古いアパート「霧笛荘」。
法外に安い家賃、半地下の湿った部屋。
わけ知り顔の管理人の老婆が、訪れる者を迎えてくれる。
誰もがはじめは不幸に追い立てられ、行き場を失って
霧笛荘までたどりつく。
しかし、霧笛荘での暮らしの中で、住人たちはそれぞれに
人生の真実に気付きはじめる――。
本当の幸せへの鍵が、ここにある。
比類なき優しさに満ちた、心を溶かす7つの物語。
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おおおッ! とうとう文庫化ですか! 知らなかったです。
文句なく、面白そうじゃありませんか!
つい先日、

『天切り松 闇がたり 〜昭和侠盗伝〜』

の文庫が出たばかりですが、続く時は続くものですね。
浅田次郎氏の小説を読むのは、至福の時間を過ごすようなものですので、嬉しい限りです。
勿論すぐにでも読みたいところですが、次に読む本は既に決めていまして ...。



ルネサンスとは何であったのか』 (塩野七生著・新潮文庫

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混迷の時代に必要なのは「ルネサンス精神」だ! 最高の著者による最良の入門書
ルネサンス著作集』文庫化開始!


見たい、知りたい、わかりたいという欲望の爆発、
それがルネサンスだった――
フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアと、ルネサンスが花開いた三都市を順に辿り、
レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、フリードリッヒ二世や聖フランチェスコ
チェーザレ・ボルジアなど、時代を彩った人々の魅力を対話形式でわかりやすく説く。
40年にわたるルネサンスへの情熱が込められた最高の入門書。
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がありますので、やはりこちらを優先でしょうかね。
しかし、
塩野七生作品と浅田次郎作品の、どちらを先に読もうか、
なんて嘘のような嬉しい悩み www
『霧笛荘夜話』 『天切り松 闇がたり』 は、出来れば ゴールデンウィークまで温めておきましょう。



いや、実は、更に悩みが・・・。
『霧笛荘夜話』の横には、ある作家の文庫本がやはり山のように積まれてました。



『死神の精度』 (伊坂幸太郎著・文春文庫)

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CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、
素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。
一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断えをくだし、翌八日目に死は実行される。
クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。
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読んだことのない作家ですが、何か面白そうじゃありませんか!
少し立ち読みしましたが、面白そうです。 事実、よく売れてるみたいですね。
う〜ん、どうしよう。 明日、買っちゃいそう www
これ、買ったら、この文庫から読み始めそうですねぇ。



さて、どの本を読みましょうかねぇ ...。 悩ましいです。 嬉しい悲鳴でしょうか?

22:50