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『下降続ける上海株 トレーダー不安と期待
『五輪で回復』後の売却狙う』


→ http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008041602003969.html



 昨年10月に総合株価指数が6,000の大台に届いた後、じりじり値を下げ、15日には
3348.35とほぼ半減した上海株式市場。
 中国紙によると、今年に入り、多額の損失を被った
遼寧大学の講師ら10人近く自殺する悲劇 も起きている。
 一方で「下降は一時的」と強気の投資家も少なくない。
多くは北京五輪のご祝儀相場に期待し、値が回復した時点での売却を狙う。



 デイトレーダー歴十一年の上海市の男性(51)。
半年間の保有株の含み損は約30数万元(1元は約14.5円)だが、
五輪前に5,000に回復 したら、売却する」と株価上昇しか念頭にない。



 男性は小さな広告会社の役員だったが、営業ノルマが厳しくて1997年に退社。
それ以前にオーストラリアで内装工事をしてためた約50万元を元手に投資を始めた。
 投資した金は倍々になり、3年後、利益の40数万元でワンルームマンションを2部屋購入した。
 年間5万元の生活費は株で稼いできた。



 米サブプライムローン問題による景気の後退や、人民元相場の上昇、インフレ対策の
金融引き締めなど、上海市場を取り巻く環境は厳しいが、
政府は北京五輪を成功させないとメンツを失う
2001年に株価は下落しても、再び上がった。今回も大丈夫だ」。



 不動産取引仲介会社の社長(35)は本業よりも株取引にご執心。株取引専用の
小型コンピューターで、外出先でも株価をチェック。
高校3年生で株取引を始めて おり、この道18年のベテランだ。



 昨年、日本円で株価が1億円に迫った保有株は現在、4割近く目減りした。それでも、
同様に北京五輪の影響で株価は上昇に転じると断言。
6月前には指数は8,000になる。最終的には1万を超す」と、
含み損の返上どころか利益を試算する。



 「荒唐無稽(むけい)じゃない。誰も半年間で株価が半減すると思わなかった。
急騰だって同じ」と真顔だ。



 上海市内でレストランを経営する男性(46)も本業よりも株優先の毎日。
「どの会社の株を購入するかはフィーリング。自分を信じることさ」とまるでばくちのようだ。



 「昨年、購入した銀行株は1.6倍、重工の株は3.3倍になった」と自慢するが、
売り抜けずに約10万元の含み損を抱えている。
五輪で回復する。中国は国内市場が大きいから、まだ成長する」



 デイトレーダーの女性(51)は先月、含み損十万元を出し、服飾品販売店で働き始めた。
「16年間の株取引で30万元を投資し、最高で倍になったけど、元に戻った」



 株取引は我慢が大切だという。「来月から株価は上がる。
これ以上、株価が下がると会社がつぶれちゃう。
五輪もあるし、政府が許さないわよ



 個人投資家の強気をよそに、証券アナリストらは模様眺めに入っている
 当面の方向性は、中国政府が17日に公表する最新の経済統計を待って判断する方針だという。


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中国人の相場感覚、経済感覚、社会性、国民性というか、
何と言いましょうか、
兎に角、彼らの性格・民族性が良く分かる記事ですね。
第二次・第三次(除金融)産業的な労働を極端に嫌うということも ...。

無駄かつ不適切な論評を加えずに、あるがママの姿を記事として読者に提供し、
その内容については読者の判断に一任する、こんな記事は GJ! ですかね。


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『霧笛荘夜話』(浅田次郎著・角川文庫) 

第3話「朝日のあたる部屋」でございます。


霧笛荘がある港町に居を構える「大港会」所属のクスぶったヤクザ・鉄夫が主人公。
昨日、第2話にて眉子に説教をしたまではカッコ良かったものの、そこはやはりクスぶりです。
性格は良く素人相手に人のイイところを発揮し、ために仲間うちのヤクザには相手にされません。
他人の犯した殺人の身代りで4年間懲役に行かされて、現在は仮出所中。
そんな愚直な性格を見込まれて、兄ィから覚醒剤を大阪まで運ぶ大役を任せられるも
ブルって放棄し、兄ィから見捨てられる。
これを機に堅気に邁進し、港内で “カンカン虫” として停泊中の船舶に取りついた藤壷などの
貝殻を除去する仕事へ真面目に従事。
このまま堅気になるかと思いきや、霧笛荘仲間のロックバンド青年が、止むなく鉄夫が固辞した
ヤクの運び屋をすることを知ると ...。
まぁ、浅田次郎さんが得意な任侠の世界における、現実には在り得ないような
ナイスガイ・ヤクザの物語ですね。


霧笛荘夜話

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