現場を知れ!

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bakenshikabuya2008-02-19


『県が入所者拘束を確認職員不足で指導の老健施設』

→ http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080219-OYT8T00033.htm


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八街市の介護老人保健施設「さんふらわ」(楠目信三施設長)が職員不足で県から口頭で
改善指導を受けた問題で、県などは18日、一部入所者に
不当な身体拘束が行われている疑いがある として同施設の監査を再度実施、
つなぎ状の拘束用具を装着されたり、体をベルトで車いす
くくりつけられたりしている入所者十数人を確認した。

今後実態を精査し、改善を勧告する方針。


介護保険法では、身体拘束は生命の危険があるなど緊急の場合を除き
原則禁止されている。
ある元職員は、読売新聞の取材に対し、
「人手が足りず、入所者がけがをしないよう目配りする
ことができないので、日常的に拘束していた。
おむつ替えや入浴などのサービスも不十分で、
施設側に人手不足を訴えたが、『赤字だ』と取り合ってもらえなかった」

などと証言した。


一方、同施設を運営する医療法人「楠目会」の楠目節晃理事長は、
「入所者の家族には拘束することもあり得ると説明、
了承を得ており、その都度家族に連絡もしている」

などと説明。職員不足については
「人間関係のトラブルがあり、1月20日に介護職員6人が辞めてしまった。
現在、求人広告を出すなど、対処している」としている。

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あー、歯痒い出来事ですねぇ。
特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの高齢者福祉施設で働く、介護職員(ヘルパー)
離職率の高さが問題となっているんですけどね。
医師や看護師不足は、マスゴミでもヘッドラインを飾ってますけど、介護職員の不足も
負けず劣らずの憂慮に値することだと思います。
専門学校を出て就職しても、労働内容と比較した給与水準の低さ、休暇の取り難さなどで
確か平均就業年数は6年も無かったような気がしますけど。



確かに“不当な身体拘束”は、絶対にしてはならない事ですね。
が、“身体拘束は生命の危険があるなど緊急の場合を除き原則禁止” だそうですが
この解釈が難しいです。
例えば、
脚元が覚束ない痴呆老人が、介護職員の制止も何のその、
勝手に自力で車椅子から立って歩こうとする場合

なんかどうなんでしょうか。 これ、よくありますよ、実際。
このような老人が自力で立って歩けば、相当程度の高い確率で、転んで身体を痛打してしまう
可能性が高いですね。 ヘタしたら、転んだだけで致命傷ってこともアリですよね。
オマケに向こうがその気になったら、施設側は訴えられてしまいますもんさ。
でも、この場合でも、“生命の危険がある緊急の場合”とは視られないでしょうね。
う〜ん、こんな例は多いんですけどね、高齢者福祉施設って。
このテの老人が1人いても、今では身体拘束が出来ませんから、多数の職員で様子を
チェックする必要性が生じます。
ましてや、フロアで1人、2人じゃ済まないのが普通ではないでしょうか。
ただでさえ入所者数に比較して少ない介護職員です。 
上記の例のように、恐らくそのテの老人が10数人いたら、もう現場はパニック物でしょうねぇ。
要拘束が必要な老人にそれが出来ないというワケで、結果的に他の入所者への
目配りが希薄になりがちなんですよね。 
結果、職員の負担も増える結果となり、イイことは何もありませんね。



この“拘束禁止令”は、現場を知らない知ろうともしない厚生労働官僚の机上の空論に
過ぎませんね。 
“身体拘束”っていいましても、多くは車椅子と身体をベルトで締めて、
勝手に車椅子から離れられないようにする
 、そんな程度なんでしょうよ。
障害者や高齢者等の福祉政策に係る官僚は、2週間程度、自らが管轄する施設で実習を
義務化しては如何でしょうか。
海外の大学院に留学するよりも、費用対効果の面でも納税者は納得すると思いますけどね。




「二階堂.com」様の記事で、とても気になっていたことがありましたが、
「あ〜ぁ、やっぱりそんなモンか ...」と思わず溜息が出ちゃいそうなスレがこれです。
でも、今後の展開が楽しみ(失礼!)ですかね。


『島根あさひ社会復帰促進センターについての内部事情』

→ http://www.nikaidou.com/2008/02/post_962.html

【参考】

→ http://www.nikaidou.com/2008/02/post_954.html




おおおっとーッ! いきなりコレかよ!

ダイワスカーレットフェブラリーSとドバイを断念!』

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17日の坂路での調教中に、跳ね上がったウッドチップで右目を負傷。
診察の結果、創傷性角膜炎と診断されたことから回避
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だそうです。
まぁ、仕方ないですねぇ、これは。


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