続 介護の行方

競馬

bakenshikabuya2007-06-13

グッドウィルグループも、とうとう観念したようですね。
コムスンを含むすべての介護事業を、外部に売却する方針を正式に決めたようです。
そりゃそうでしょうよ。 介護保険への信頼を損ねたワケですからね。
何でも売却予定の介護事業の譲渡先は、既に報道されているワタミニチイ学館ほか
約20社が名乗りを上げているとのこと。
うむ ...、やり方によっては十分に旨味のある業種なんでしょうか、介護事業は。



今日も終業後、母上のお見舞いに入所している老健へ。
入ってみると、車椅子に乗ってスヤスヤ状態。
額にアイスノンベルトをしている。 
ナースさんの説明では、夕方に体温を測ったら37.2℃あったとのことで、
アイスノンで冷やせば、少しは気分が良くなるでしょうとのこと。
その場で測ってみると、36.8℃。
昼過ぎから夕方にかけて多少熱が上がり、その後に平熱まで下がるのは、昨今のパターン。
入浴をしたようで、髪からほのかにシャンプーの匂いがする。



しかし、27日間の病院にての入院生活を経て、老健に戻ってみると
入所者に対して職員数の少なさを痛感しますねぇ。
産休・育休中の女性職員もいるのですが、如何せん実際の現場にいる職員数は
明らかに足りませんねぇ。 ヘルパーさんもナースさんもね。
昨日も触れましたけど、そもそも職員の給与水準は決して高いものではなく
むしろ収入の話になると自虐的になるほどの水準みたい ...。
この給与水準+土日祝祭日も関係ない4週8休の勤務体系=身を粉にして働け!  は無理な相談。
いや、実際はよく働いてもらっています。
が、そこはやはり不注意に、手抜きと指摘するには少々酷だけど、正直“手抜き”な仕事は
時々目についてしまいますね。
介護保険制度が危機的状況なら、自己負担分をあと幾ばくか増やしても、仕方ないんじゃないの?
多少金銭的負担が増えても、もっときめ細かく丁寧な介護を望みますからね。



医療と介護に何故、お金をかけない?
そんなに整備新幹線が大事か?  命より大事か?
そんなにダム建設が大事か?  老後のQOLより大事か?
費用対効果を無視した干拓事業や道路延伸事業が大事か?  その事業は誰にためか?
何も「公共事業=悪」なぞと馬鹿な事を言うつもりはありません。
そりゃ、治水、治山、道路補修に公共施設の整備などは必要でしょう。



毎月の自己負担額が、10万円強/月(うちは実兄と折半で負担)。
四半期ごとに送付される市役所の公費負担額が、40万円強/月
その他にも、公費負担があるのかな?
いずれにしても、最低でも月に50万円以上が施設に支払われているワケですので
もうチョイ何とかならないものか?
が、
施設の療養棟1階には入所者50人でヘルパーさん23人
施設の療養棟2階には入所者50人でヘルパーさん18人
1階・2階共通の看護師さん11人
その他に、デイケア(50人×2棟)にもヘルパーさんなどの職員がいまして、
老健ですので理学療法士作業療法士言語療法士(ST)、etc などの医療技術者がいまして、
施設長を含めて3人の医師がいて、掃除のオバさんにパートさんに
事務系職員にワーカー(相談員)さんがいてと ...。 人件費だけでも相当な費用ですねぇ。
こりゃ、お金かかるわ!



64年ぶりのダービー牝馬ウオッカ(牝3歳)、宝塚記念に出走を表明。
斤量は裸同然(失礼!)の51kg。 四位は嬉しい減量を迫られる。
でもさぁ、出来れば欧州遠征に全てを賭けて欲しかった気もしますがね。