予想外の降雨に見舞われました、阪神競馬場。
前日の天気予報はハズレましたね。
[宝塚記念(G1) 阪神・芝2200m]
馬券的には、○vs◎ の本命・対抗の結着で、春競馬の総決算を当てたからには
「終わり良ければ〜」かもしれませんが、この春競馬の大荒れぶりを収支面から
振り返れば、「全て良し！」とはいきません。
ただ、競馬的には期待通りに面白かったですね！
ウオッカは内枠が仇になりました。
スタートしてから馬の後ろに入れて、折り合いをつけたかったそうですが
スタート後の直線で既に掛かり気味。 インティライミに寄られて少し怯む姿も。
道中、終始チグハグな競馬でしたねぇ。
古馬の強者の間に入っては、遂に自分の競馬をさせてもらえませんでした。
角居調教師は、「これがイイ経験になれると、前向きに考えたい」そうですけど
確かにイイ経験にはなれど、当初予定外のこのレースに出て、この結果では
秋の欧州遠征については、ダメージが残る事も否定出来ないでしょう。
メイショウサムソンは、ダービー馬にして天皇賞馬ですから、この中で格的には最上位の馬です。
レースもメイショウサムソンらしさを出した、悔いのないレースでしたね。
そのメイショウサムソンを「この1頭！」とばかりに、終始マークしてたのがアドマイヤムーン。
マークされる側とする側の差が、ゴール前で出ましたね。
岩田康成騎手の上手かったところは、馬体を併せにいった石橋騎手から外に避けて
馬体を併せることなく、持ち前の切れ味を活かしてゴールに飛び込んだことですね。
春のドリームレースは、力のある人気馬同士の結着でした。
馬券を取っても取られても納得の一戦ではありませんでしたか？
あとカワカミプリンセスは56kgを背負って、0.8差の6着は立派で褒められます。
たださ、芝は本当に“稍重”だったんかいな？
降雨ぶり、泥んこダートの状態、芝の直線では外ソトに行く様子、
以上を踏まえれば、事実上は“重”だったんじゃないかなぁ。
含水率が全てじゃないような気もします。
[福島12R]
本日の36レース中で、頭鉄板と踏んでいたのがエアマグダラ。
斤量差もあってか、ゴール前で詰め寄られましたけど、何とか勝ってくれました。
エアデジャヴーにサンデーサイレンスの超良血馬ですからね、これぐらいは・・・。
福島競馬場の芝コースは、何か2週目にして早くも多少荒れてきましたかね。
ホームストレッチでは、既に芝が剥げた箇所も目立ちますもんね。
あと2週、少なくてもこの状態を保って欲しいですね。
宝塚記念が終わり、来週から7月に突入というワケで、夏競馬も本番を迎えます。
イイ夏を過ごしたいものです。
23:40
