宝塚記念 回顧

競馬



いや、いい競馬でした。
重馬場もありましたが、最後、脚を余した馬はいなかったでしょう。
昨日も触れましたが、昨年のベストG1レースが宝塚記念
ライスシャワーの悲劇があったものの、ダンツシアトルが勝った宝塚記念
確かその年のベストG1レースだった気がします。
宝塚記念って、少々中途半端な位置付けなんですけど、時には古馬G1らしい
ガチンコ勝負が観られますね。


勝った△エイシンデピュティ内田博幸騎手)の逃げ切りは立派です。
何たって逃げ切りですから、展開云々ではなく自力での勝利ですもんね。
距離に多少不安があったものの、後続を見事に押えました。
まぁ、インティライミサクラメガワンダーが突っ込んできたことを
考えると、重馬場の巧拙もレースに相当影響しましたね。
岩田騎手がロックドゥカンブに騎乗することで、平井豊光オーナーから
ご指名を受けた内田博幸騎手、期待に応えられて良かったですね。
あと、フレンチデピュティ種牡馬としての価値、また上がりましたね。
芝・ダート・距離・馬場を問わず、活躍馬を送り出してます。


メイショウサムソンは、4角で手応えが怪しくなった時はどうなるかと思いまして、
直線も伸びそうで伸びない、伸びなさそうで伸びる、ジリジリと伸びたあたりは
馬場を考えれば、これが底力なんですかね。 
オペラハウス(Sadler's Wells)×ダンシングヴレーブ(Nureyev)という血統でも
本質的には道悪は良くないですね。 軽い馬場が能力全開の条件でしょうか。
故障したロックドゥカンブは仕方ありませんが、アサクサキングスアルナスライン
期待した4歳勢は、う〜ん、馬場を考えても現時点では、年長馬には敵わないですね。
またもや力負けを喫しました。
この夏を境に、ひとまわり逞しく成長して欲しいものです。