日曜競馬 展望

競馬

[ジャパンカップ(G1)]


何とまあ、日本馬の手薄なことよ。こんなのちょっと記憶にないくらいね。
1着賞金4億円、例え5着になっても4千万円は、そんなに魅力ないのかな。
天皇賞(秋)が豪華メンバーだっただけに、その落差は嫌でも感じますね。
その中でも、ドバイ・シーマクラシックを勝っている◎シャフリヤールが
ジャパンカップを勝つと、2百万ドル(約2億8戦万円)のボーナスがJRA
から支給されます。天皇賞(秋)が、外国帰りで調整の難しさと距離適性で
不本意な結果でしたが、敗因は分かるだけに今回が勝負でしょう。
藤原英昭調教師は、狙い定めたレースを確実に取りに来る調教師ですので、
本賞金にボーナスにステークスマネー諸々約7億円を狙い定めているハズですね。
天下のサンデーレーシングノーザンファームとて、魅力的な金額です。


相手は外国馬の4頭を狙いたいですね。特に凱旋門賞で58キロを背負っての
5着は立派でしょう。陣営も凱旋門賞を走る前から、ジャパンカップへの出走を
表明してましたよね。テュネスも軽い府中の馬場は不向きのように思えますが、
2005年のアルカセットの例がありますから。確かアルカセットは、二千四百
の持ち時計が2分30秒台だったかな。当時は当然無印。が、そのアルカセット
コースレコードで勝ってしまいました。思い出すなぁ。


日本馬では、勢いのヴェラアズール、気分一新、兎に角、追って追って追える
マーカント騎手に乗り替わってデアリングタクト、直線ジリジリでも早めの
スパートならテーオーロイヤル、ダービーを見る限り二千四百は長いようでも
3歳代表のダノンベルーガ、そして天皇賞(秋)は枠順不利に外々を回らざる
を得なかったユーバーレーベンを、当日はもう少し絞るかもしれませんが、手広く
狙っていきたいですね。



[京阪杯(G3)]


テイエムスパーダには、今村騎手が似合います。驚愕の1.05.8の時計を
叩き出した後は、イマイチ冴えませんが、それは今村騎手じゃないからもあると
思いますね。今週の最終追いに今村騎手が乗りましたが、時計も相性もいいもの
でしたからね。極軽の夏の小倉ではなく、タフな芝と直線に坂がありますが、
本物のスプリンターになるためには、避けては通れない道です。


相手は、阪神好相性のスマートクラージュ、エイティーンガール、サンライズ
オネストに若武者トウシンマカオ
穴っぽいところおでは、千二でも好枠を生かしてビリーバー、駆けっこの時計比べ
ならファストフォース、中山での好走歴がモノを言えばマリアズハート、番手の
競馬で先行出来ればビアンフェ。