土曜競馬 展望

競馬

[サウジアラビアロイヤルカップ(G3)]


秋雨前線に祟られたこの数日。明日は雨は止むも、道悪は避けられないか。
東京は雨 芝:重 ダート:不良
まーあれです。どんだけの厩舎と馬がこの東京開催を待っていたのでしょう。
新馬戦は2レースとも多頭数。ダービーのために東京の芝コースを経験させ
ようということでしょう。
ダービーが終わった翌週から始まる新馬戦。この東京新馬戦で勝って、夏を越し
秋に2歳重賞へ向かうというのが、最近のエリートコースでしょう。
一番のいい例は、グランアレグリアでしたね。
さて、サウジアラビアRC。良馬場なら間違いなくノッキングポイントですね。
ルメール騎手曰く「競馬を教えた」で、あの快勝は血統馬らしき所業。
特に母系は社台系が育んできた血統だけに、サンデーレーシングノーザンファーム
とも力が入るでしょう。


が、明日は稍重くらいまで回復するも、時計は要する決着になりそうですね。
ドルチェモアが逃げるのでしょうか。逃げるとしても離して逃げるほどではない
でしょう。1分35~36秒台の決着なら、ほとんどの馬にチャンスがあるかも
しれません。その中で、同じ6月東京新馬を勝った◎マイネルケレリウスを取り上げます。
ノッキングポイントとは違い、フルゲート16頭立てを中団で我慢させて、直線で
馬群を割って差し切る内容は秀逸。馬格こそありませんが、それを補う勝負根性は
ありますね。ルーラーシップ産駒は、菊花賞でのキセキほどではないにしろ、
馬場は選ばない傾向にあります。この馬を本命に推します。
相手は勿論、ノッキングポイント。ドルチェモア、シルヴァーデューク、フロムナウオン。
これらが相手なら、ミシェラドラータ、レッドソリッドの食い込む余地も一考。



[大阪スポーツ杯(OP)]


阪神は曇 芝:重 ダート:不良
このレースの登録馬は50頭くらいいたんじゃなかったっけか。
狭い門を潜り抜けただけでもラッキーでしょう。
ダートは今現在は不良で、明日回復しても重まででしょう。
故に先行馬有利と見ます。
本命は、3歳のクロジシジョー。阪神コースと相性が良く、ダート千二(3210)
と馬券圏内を外していません。54キロも有利に働くでしょう。
何たって地元・船橋競馬の英雄フリオーソ(父ブライアンズタイム 母父 Mr.prospector)の産駒
です。応援する方にも力が入ります。中央のダート界を席巻する1頭になって欲しいもの。
ただ、フルゲートの2番枠だけに、左隣にはそう早い馬はいませんが、被されて
インに閉じ込められるのを嫌い、恐らく先行勢に加わるんじゃないかな。その脚もあります。
相手には、江田照男騎手がこの馬のために遠征するボイラーハウス、58キロでも
デュアリスト、鉄砲と阪神ダートの名人ジェネティクス、東京盃を快勝して乗れてる川田騎手
鞍上のレシプロケイト。
穴っぽいところでは、ウルトラマリンって人気じゃん。逃げるボンボンショコラの粘り腰、
叩き2戦目で覚醒するか1分9秒台でもOKのデンコウリジエール。