投入ロ軍、4分の1が「戦闘不能」
精鋭部隊再建に数年 英国防省分析
英国防省は2日、ロシア軍がウクライナ侵攻で被った損害に関する包括的
な分析結果を公表した。それによると、ロシアは侵攻開始時、全地上戦闘
能力の約65%に相当する120以上の大隊戦術群を投入し、うち4分の
1以上が「戦闘不能」になった可能性が高い。
大隊戦術群は700~1000人の兵員で構成する。空挺(くうてい)部
隊を含む精鋭部隊が最も大きな打撃を受けており、国防省は部隊再建に
「恐らく数年を要する」と見込んでいる。
ロシア、近く「戦争」宣言か
兵力動員へプーチン大統領
ロシアのプーチン大統領が近く、ウクライナ侵攻の位置付けを現在の「特
別軍事作戦」から「戦争」へと拡大するとの観測が浮上している。兵力の
大量動員を可能にする狙いがあるようだ。ウォレス英国防相は先週、英ラ
ジオに対し、ソ連の対ドイツ戦勝記念日である9日、「プーチン氏がおそ
らく『ネオナチと戦争状態にあり、ロシア国民の大量動員が必要だ』と宣
言するだろう」と述べ、警戒感を示した。
またまた、今度は正式に「特別軍事作戦」から「戦争」へと位置付けを変
えたところで、徴兵された新兵を最前線に送ったら、犠牲者が増える一方
だと思うのですがね。新兵だけではなく将官クラスの犠牲者も、今以上に
増えることも確実ですね。
5月2日現在
ウクライナ国防省発表 ロシア軍の損害 カッコ内は前日比
https://www.facebook.com/MinistryofDefence.UA
死者 23800(+300)
戦車1048(+22)
装甲車2519(+48)
長距離砲459(+8)
MLRS152(+1)
対空ミサイル車両80(+0)
航空機194(+2)
ヘリコプター155(+0)
無人機271(+26)
トラックと燃料車両1824(+28)
艦船8(+0)
特殊車両38(+6)
巡航ミサイル84(+0)
ここで、徹底的にロシア軍を叩き消耗させる絶好の機会ですね。
ウクライナは大変ですけど・・・。