日曜競馬 回顧

競馬

[東京新聞杯(G3)]


結果的には堅い決着でしたねぇ、つまらない(笑)。
イルーシヴパンサーはお見事でしたね。道中は最後方の位置取りで、こりゃ
この馬はダメだなと思っていましたが、溜めに貯めた末脚を直線で爆発。
上がり33.1(レース34.3)で、全馬をまとめて面倒をみてしまいました。
1勝クラスからの4連勝で重賞を制覇。昇級の壁もありませんでした。
左回りの直線が長いコースなら、大きい舞台でも楽しめそうな馬です。
3着ファインルージュと伴に、強い4歳世代をアピールしました。
グランアレグリアというマイル女帝がターフを去りましたので、今後のマイル
路線での活躍が見込めそうですが、この賞金を加算しても本賞金が 4450万円
なので、マイラーズカップ京王杯スプリングカップを挟むことになる
かもしれませんね。勿論、大目標は安田記念
2着ファインルージュは、勝てたレースを落としてしまいました。直線で行き場
を無くして、やっと開いた狭いコースを伸びてきましたが、外のイルーシヴパンサー
の伸び脚に屈してしまいました。ルメール騎手、今年の重賞何連敗?
ただ、このレースでマイラーとしての資質の片鱗を、見せてくれましたね。
目標はヴィクトリアマイル安田記念か、でしょう。
3着カラテは、今年は相手が悪かった、ということですね。



[きさらぎ賞(G3)]


この荒れた馬場にあっては、少しペースが早かったのでしょうかね。
先行馬では、逃げたメイショウゲキリンだけが残って、後は後方から差してきた
マテンロウレオとダンテスヴューのマッチレース。
メイショウゲキリンは、やはり自分の形になると、しぶといですね。
川田騎手と友道調教師のこの馬に対する奮闘努力・試行錯誤を、ハナ差で挫いた
のが横山典弘騎手。また、寺田千代乃オーナーの馬でですね。今年は早くも重賞
3勝目という、関西に拠点を移してから(?)は、見違えるような大活躍。
栗東の調教師の信が厚く、いい馬に巡り会っています。マテンロウレオはハーツ
クライ産駒ということもあり、今後の成長も見込めますね。これでホープフルS
のレベルの高さ、キラーアビリティの強さが浮き彫りになった感もあります。