[京王杯２歳ステークス（Ｇ２）]
高松宮記念など８勝をあげたビッグアーサー。新種牡馬ビッグアーサーは
中央ではコレと言った活躍馬を輩出していませんが、この馬の系統である
ナスルーラーを祖とするプリンスリーギフト系（テスコボーイ⇒サクラユ
タカオー⇒サクラバクシンオー⇒ビッグアーサー）は、まだまだ侮り難い
勢力を保っています。サクラバクシンオーは母父としても、ビアンフェ、
モンドキャンノなど、当レースに所縁の深い馬を出していますね。
ビッグアーサーの母系には、ミエスク、サドラーズウェルズが入りノー
ザンダンサーの４×３となります。完全なアウトブリードではありません
が、サクラバクシンオーの後継種牡馬としての期待が広まります。
というわけで本命は、トウシンマカオです。後続をまるで相手にしなかっ
た新馬戦のスピードとセンスを見る限り、この中に入っても何ら見劣るこ
とはありません。相手は、３戦連続上がり最速のシゲルファンノユメ、新
潟内回りなれど、上がり３３．５でダリア賞を勝ったベルウッドブラボー、
勝ち味に遅いけど末脚確かなレッツリブオンなどの、末脚自慢を並べてみ
ます。
[ファンタジーステークス（Ｇ３）]
ディープインパクト産駒なれど社台グループからは、種牡馬としての価値
を見出してくれなかったシルバーステート。かつては、ステイゴールドな
ども、仔が活躍するにつれ社台ＳＳが慌てて買い戻したということもあり
ますわね。このシルバーステート、今では新種牡馬ランキングでドレフォ
ンに次ぐ２位を邁進中。全国で１８頭が２３勝もしています。
というわけで、シルバーステートの仔であるウォーターナビレラの末脚と
センスの良さに賭けてみます。相手は小頭数なれど手広くなりますね。
