日曜競馬 回顧

競馬


[第64回 安田記念(G1)]



やはり波乱の結果に終わりました。
ジャスタウェイは、最後の最後は、世界ナンバーワン・ホースの
意地と底力でしたね。 お見事でした。



柴田善臣騎手によると、3コーナーからの手応えは良く、直線では
道悪馬場に何回も脚を取られバランスを崩すことがあり
普通の馬なら、ここで走る気を無くしてしまうところを、馬が諦めずに
走り切ったそうです。 他馬との違いですね。



この勝利は、馬に相当負担がかかっているハズなので、宝塚記念
パスするかもしれませんね。
陣営には英伝統のG1・キングジョージ&QエリザベスSなどの
レースから、出走を誘われているそうですね。
しかし、大目標はやはり凱旋門賞でしょうから、放牧に出して
疲れを取り、英気を養って欲しいものです。



ビックリ仰天がグランプリボス。確かに一昨年度の当レースに2着、
マイラーズカップなど勝って、スプリンターズSではロードカナロワ
から0.3差の7着など、それなりの成績を収めていますが・・・。
サクラバクシンオー×サンデーサイレンス、バクシンオー産駒は芝の
道悪が苦手なのですが・・・。 人気の盲点でした。
もう、これが競馬だ!と開き直るしかないですね。



グランデッツァはインに閉じ込められ続けて、位置取りは最悪。
インを得意とする岩田ならまだしも、石橋脩の手腕ではこんなもんでしょうか。
馬が走るのを止めてしまいましたね。
ワールドエースも道悪でバランスを崩しながらの走りで凡走。
社台2枚看板がこれでは駄目ですね。 レコードで駆けるくらいですから
良馬場でこその馬なのでしょう。



このメンバーで、やはり道悪が不得手と思われていたショウナンマイティ
4コーナーほぼ殿から直線一気で3着は立派ですね。
それにしても、1番人気→15番人気→10番人気で決まるとはね。
確かに、不思議と安田記念は荒れるのですが、
この極悪馬場で千米通過が59.1は、やはり早かったミッキーアイル
16着に沈んでしまいました。
まぁアレですね。ジャスタウェイは強かった、ということですね。



やはりG1戦は、注目度が高く、スターホースの出馬を楽しみに
しているファンも多いので、今日のような極悪馬場、田んぼの
ような馬場ではなく、パンパンの良馬場で施行したいものです。