[大阪杯（Ｇ１）]
いやはや、ここまで重馬場がレースを左右するとは、有力馬に
影響するとは想定外かな。
勝ったレイパパレは４２２キロの牝馬にしても小さい馬体の上
で、初めて背負う５５キロに道悪でしたから、切ろうとしまし
たが、"５連勝" の金看板に免じて、相手には加えました。
が、そのレイパパレが３強を相手に４馬身差の圧勝劇を演じる
なんて、今だに信じられませんね。
レースラップは、５９．８－６１．８ 詳細は
12.4 - 11.1 - 12.1 - 12.1 - 12.1 - 12.8 - 12.2 - 12.1 - 11.6 - 13.1 です。
ここでの注目は、あの重馬場で５９．８で逃げたにも係わらず、
後半ラストの４Ｆ→３Ｆ→２Ｆと加速をしています。
ラスト２Ｆは１１．６。ここで３強を突き放しました。しかも
最後の直線は馬場の真ん中を通る念の入りよう。
単なる重馬場巧者では片付けられない強さでしたね。
ラストはやはり重馬場巧者のモズベッロが２着に突っ込んできま
したので、やはり重馬場の巧拙がモノを言うレースでした。
コントレイル、グランアレグリアにサリオスは、やはり重馬場が
応えたとしか言いようがありませんね。３頭とも最後はパタッと
止まりましたから。しかし、悲観することはありません。良馬場
の同様のレースで、末脚の切れが活きるレースであれば、レイパ
パレを逆転する可能性は当然あります。
例えば、宝塚記念で２．１１秒台、天皇賞（秋）で１．５７秒台
の決着になれば、レイパパレはどうでしょう。まぁ、未知の魅力
がありますので何とも言えませんが、大阪杯の３強に分があると
考えます。
一言加えるなら、コントレイルとクビ差であったグランアレグリア
は、２千メートルへの目処は立てたと思いますね。
[本日の万馬券]
３連複ですが、１６頭中１６番人気が３着にきたおかげで
そこそこの配当ですね。
しかし、このレースで自信の本命・サンライズラポールを
駄乗で２着までしか連れてこれなかった斎藤新騎手には、
今でも怒りがこみ上げますね。１・２着が逆転していれば
２６万馬券ゲットでしたからね。
互角にゲートを出て、何であんなケツから行ったのか？（怒）
そんな戦法の馬では、絶対にありませんからね。
