「勝負の3週間」効果上がらず
ハイペースで感染拡大
新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めようと、政府が「勝負の3週
間」を呼びかけて以降も感染拡大が収まらない。繁華街を抱える都市の
人出も一部を除いて大きな減少は見られず、東京都では10日、過去最多
となる602人の感染が確認された。
政府の分科会は11月20日、酒を提供する飲食店の営業短縮など、3週間
程度の集中的な取り組みを求める提言を出した。同25日には、コロナ担
当の西村康稔経済再生相が記者会見で、「3週間が勝負だ」と発言。感
染拡大を抑えていくために大事な局面だと強調した。
しかし、分科会の提言から3週間近く、大臣発言から2週間が経っても
感染は広がり続けている。東京都や大阪府では、営業時間の短縮要請
などの取り組みがあったが、目立った効果は上がっていない。11月は
月間で過去最多の4万7512人の感染が確認されたが、12月はそれを上回
るペースで、10日間で2万人を超えた。
12月は16都府県（9日時点）で新規感染者が1日あたりの最多を更新。
全国の合計でも9日、過去最多の2811人を記録した。医療体制の維持の
ために重要な指標となる重症者数も、8日時点で過去最多の555人となった。
まぁ無理なんじゃないですか、感染を抑えるのは。
そのうち、そこかしこでクラスターの発生じゃないでしょうか。
だって、コロナウイルスってインフルエンザウイルスと同じように寒く
乾燥した気候が大好きなんでしょ？
これからが、コロナウイルス繁殖の下地が出来るわけでしょ。
病院も悲鳴を上げるのも、もうすぐそこ。
コロナウイルス重症患者だって、受け入れられない場合も十分に想定内。
どこの病院も集中治療室の病床には限りがあります。
冬ともなれば、脳や心疾患患者が増える季節ですよね。
医療従事者が真っ先にパンクしてしまいそうな予感。
では、どうする？
もう各個人個別にコロナウイルスを避けるしかないでしょう。
マスクは当り前、石鹸での入念な手洗いも当り前、人混みはウイルスに
とっては歓楽街と思え、部屋の換気は忘れずに、etc
各自でコロナウイルスに対する狼煙を上げて、各個戦闘態勢モードで
生活していくしかありませんね。
