土曜競馬 展望

競馬

[武蔵野ステークス(G3)]


ダート好者が揃いました。チャンピオンズカップでクリソベリル
に挑戦状を叩き付ける馬はどれでしょうか。
ハーツクライ産駒で出世する馬は、概ね大器晩成型といわれてい
ますね。母父はブライアンズタイムで、母の全兄はダートで16
勝をあげたタイムパラドックスという血筋。前走で漸くダート重
賞を勝ちましたが、それ以前にホープフルS(芝G1)の実績が
勲章のタイムフライヤー。モズアスコットと2キロ、サンライズ
ノヴァとは1キロのアドバンテージ。直線坂を上がってからの叩
き合いで、このアドバンテージが生きるかもしれません。鞍上も
ルメール騎手なら文句なしの中心視。V3を狙います。
相手筆頭は、プロキオンSで59キロを背負い後方一気、上がり
34.4という芝並の切れ味を持つサンライズノヴァ。
今年のフェブラリーSを勝ち、前走ではダート千六をこれまた芝
並の時計(1.32.8!)で勝ったモズアスコット。
この3頭は、本番チャンピオンズカップを見据えてのデキでしょ
うが、それでも勝負になります。
他ではケンシンコウ、デュードヴァンの3歳勢、最後の末脚が決
まればワンダーリーデル、捲土重来を期すエアスピネル



[デイリー杯2歳ステークス(G3)]


新馬戦は緩い馬場で取りこぼしたものの、2戦目で堂々のレコード
勝ちを決めたレッドベルオーブ。時計が早く少頭数は歓迎でしょう。
相手はオープン馬のカイザーノヴァにホウオウアマゾン。この3頭
には差は五分と見ていいでしょう。
押えには、スーパーホープ、シティレインボーにスーパーウーパー
ですね。2歳牡馬路線は、これと言ったスターホースは出ていない
ような気がしますので、ここで鮮やかな勝利を収めれば、朝日杯F
SやホープフルSへの展望が開けるかもしれませんね。