土曜競馬展望

競馬

日本中央競馬会JRA)による「無観客競馬」の選択は、それ以外の
選択肢は残されていなかったと思料されます。
開催して不測の事態に陥ったら、「競馬開催中止」は火を見るよりも
明らかであり、クラシックシーズンを目前に控え、最悪の事態は避け
たかったというわけですね。
馬券の売り上げも、インターネット投票が70%以上を占め、営業的
に痛いものの、当面閉鎖になったディズニーランド&シーと比べれば
まだマシと言うべきでしょうね。


[サンシャインステークス(3勝クラス)]


逃げ馬不在で、どの馬が逃げようとスローペースは必至。
展開はスローで上がりの勝負か、先行勢力の粘り込みか。
人気のサンアップルトンは、上がり最速を続けていますが、33秒台の末脚は
望めないかもしれませんが、長くいい脚を使う馬なのでしょう。
柴田善臣騎手のファンということもあり、ここは人馬ともに頑張って欲しいと
ころですね。
人気を落とした組みでは、ホウオウドリームは捨てられません。素質馬であり
既にこのクラスは勝っています。2走前は長期休養明け&太目残り、前走は2
走ボケであり、今回は勝負の叩き3走目です。
御堂筋ステークス(1600万下)を勝った際には、上がり32.7を記録。中山
は歓迎材料であり、ダメということはないでしょう。
前走がハンデ戦の馬が多く、今回定量戦になって斤量が2~3キロ増となる馬
の集まりだけに、相手には恵まれたとも考えられます。



[仁川ステークス(OP)]


皐月賞4着、菊花賞2着で京都記念(G2)優勝の戦歴を持つクリンチャーが
ダート適性(基本的にはあると考えます。)があれば、アッサリもあり得ます。
リステッド競争における他馬と比べると、戦ってきた相手が違いますよね。
斤量57キロも恵まれたものと考えます。阪神ダート二千で、芝スタートに
なりますので、行き脚はつくでしょう。
これまでの戦跡を鑑みれば、ここは通過点といきたいものですね。
相手は人気でも、デザートスネーク、アポロテネシーにノーヴァレンダが中心
になることでしょう。