市民の民度も問題

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大量の“災害ごみ”の処理は 宮城・丸森町 
台風19号被害から1カ月



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12日で、記録的な大雨をもたらした台風19号の上陸から1カ月となる。
今回の台風19号の被害は、死者が90人、行方不明4人、住宅被害は全
半壊、浸水あわせて8万5,431棟。
そして、現在も2,530人が避難生活を余儀なくされている。


宮城・丸森町の役場の前にある災害ごみの仮置き場は、もともと野球
のグラウンドだったが、現在は災害ごみが運び込まれ、グラウンドは
災害ごみで覆い尽くされている。
住民からは、「このごみを見るたびに、つらい気持ちになる」といっ
た話もあった。


丸森町によると、町が抱える災害ごみは、およそ1万9,000トンにのぼ
るとみられていて、この量は、町の年間ごみの排出量の6年分以上に
あたる量。


この災害ごみについて、これまでに仙台市が3,000トンの受け入れを
始めているが、「処分の見通しはたたない」というのが現状。


台風19号の被害から1カ月がたったが、災害ごみの処分には、まだま
だ時間が必要となる。


(避難生活から1カ月を迎えるが、新たな課題は?)
丸森町では、朝晩の気温が3度前後に冷え込んでいるということもあ
り、避難所では、男性用の肌着が足りていないという状況。
町では、肌着を提供できる企業に、提供が可能かの協力を呼びかけて
いる状況。


headlines.yahoo.co.jp


実はそれだけじゃないんだよね。
災害ゴミはあくまでも、住家被害等で使用できなくなった、不都合が
生じたゴミだけのハズです。
しかし実態は、本来なら有料で回収される粗大ゴミを持ち込んでくる
市民が多いのです。ほら、買い換えて古くなったテレビ、洗濯機、
冷蔵庫、乾燥機などを持ち込む人が後に絶えませんでした。
中でもボランティアが運んでくるゴミにも、単なる粗大ゴミが多く
含まれています。ボランティアには "災害ゴミとは?" の概念がなく
家主に言われたままのゴミを搬入してくるのです。
それで満足されるのですから、たまりませんよね。
主に東日本でこれだけの災害ゴミが生じると、産業廃棄物処理に係わる
経費も膨らみ、時間もかかってしまいます。処理能力は決まっています。
ゴミ置き場が野球のグラウンドに戻る日は、いつになることやら。