輸出先に合わせて作れよ

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トランプ氏「日本の貿易、不公平」…名指し批判




【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領は23日午前(日本時間同日深夜)、ホワイト
ハウスで開いた米企業幹部との会合で、貿易上不公正な国として、中国と日本を名指しで
批判した。
 


トランプ氏は日本について、「我々が日本で車を売る場合、彼らは販売を難しくしているが、
日本は見たこともないような大きな船で何十万台も米国に輸出し、販売している。これは公平
ではない」と非難した。トランプ氏が日本を名指しで批判するのは、大統領就任後初めて。



日本は、米企業が日本国内で車を販売する場合でも、米側に不利になるような恣意的な制度は
設けておらず、発言は議論を呼びそうだ。



http://sp.yomiuri.co.jp/world/20170123-OYT1T50079.html



やはりこの程度の馬鹿だったのか。米国大統領の認識がこれでは。
日本の自動車産業は相手国の事情に合わせて車を製造して輸出しています。
対米輸出なら、米国の法規制に合致した左ハンドル車を輸出します。
欧州、中東、アジア諸国に対しても同様ですね。
おまけに環境に優しいハイブリッドエンジン。
そして故障もなく値段もプラットフォームの共通化を図るなど、低価格に
抑えているので、売れるワケですね。
では米国の自動車会社は、そのようなサービスをしているのでしょうか。
自分達が自分達用に作ったような車を、日本ほか他国に輸出しようとしても
そりゃ売れません。 ハイブリッドエンジンの開発は?
それでは幾ら日本国内に販売拠点を作っても、徒労に終わるだけですね。
要は米国車は輸出用の相手国に合わせた車を製造しているわけでは
なく、それでは売れない、というのが結論ですね。
米国車にプレステージを感じていたのは 80年代までか。
ベンツやBMWが売れていることを思えば、猶更ですね。
因みに、米国車に対する関税は0%で、日本車に対する米国の
関税は5%です。 どっちが不公平か。
ただ、米国が問題にしているのは、所謂“非関税障壁”であり
これは日本の法令を遵守せよとしか言いようがありません。
あぁ懐かしの日米自動車摩擦に輸出自主規制の再来でしょうか。