日曜競馬 回顧

競馬


[フェアリーステークス(G3)]


あー、明後日か一昨日のような予想でした。
ただでさえ力の要る馬場に、午後から降り出した雨の影響で、芝に水滴が
つくような馬場だったかもしれません。
そこを、
58.0−48.6−36.7  1.34.7
1000m 通過が 58.0 、上がりが 48.6-36.7 と想定もしなかったハイラップの
上がりがズブズブの展開…。
ライジングリーズン、そこを上がり最速の 35.4 の末脚を繰り出してのごぼう抜き。
しかも、中山千六・フルゲート・大外枠というハンデを克服してのもの。
今回はスタートを五分以上に出たのが良かったのでしょうか。
時計も内容も文句なしで、これがまだ3戦目。桜花賞を目指してください。
アエロリットは、横山典にしては珍しくというか人気を背負っていたから
でしょう、2番手の正攻法の競馬をしました。が、如何せんペースが早過ぎ
ましたね、これは。それを考えると、よく2着に踏ん張ったと賞賛されて
然るべきでしょうか。この馬も打倒ソウルスターリングを目指す資格が
出来ました。
3着のモリトシラユリですが、この馬も展開が向いたと言うしかありませんね。




[シンザン記念(G3)]


重馬場にして冬の淀、1000m 通過が 59.5 は、やはり早かった。
勝ったキョウヘイは、3コーナー殿から徐々に進出して、上がり最速で
重賞を手中にしました。
若駒のレースで気を付けなければいけないことの1つとして、「経験」を軽視
しないことですね。まだ2〜3戦しかしていない素質馬より、レース経験を積んで
重馬場も経験していたことが、キョウヘイの強味であり勝因でしょう。
武豊騎手は、ゴール 100m 前では勝利を確信したんじゃないかしら。
1番人気のペルシアンナイトは、やはり少々出遅れて、直線ではインを突くも
伸びてはいるものの、更に脚をためた2頭に交わされてしまいました。
ペルシアンナイトも今日の揉まれた競馬が、良い経験となればいいのですがね。




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