そりゃあるでしょう

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マイナス金利影響、金融機関に手数料の実態調査




日本銀行によるマイナス金利政策の導入決定を受けて、金融庁は金融機関に対し、預金に
マイナス金利を付けたり、手数料を取ったりするかどうか調査を始めた。


預金へのマイナス金利は前例がないとみられ、金融機関が新たに検討しているかどうかが
調査のポイントだ。金融庁は預金者に与える影響などを慎重に見極める方針とみられる。

 


日銀が16日から始めるマイナス金利政策は、金融機関が日銀に持つ当座預金の一部に
ついて、金融機関が日銀に手数料を支払う仕組みだ。
金融機関が対象であり、個人や法人が持つ金融機関の預金口座にマイナス金利が付くわけ
ではない。

 


ただ、マイナス金利政策の導入で、金融機関は貸出金利の低下を通じて収益の悪化が見込
まれる。金融機関が、預金者から口座の維持手数料を取ったり、預金の金利をゼロやマイ
ナスにしたりする可能性もある。



http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160212-OYT1T50183.html?from=yhd


記事にもある通り、マイナス金利で銀行の収益は悪化します。
確実に悪化します。
ただし、お上の神託だからといって指をくわえているワケにもいかず
何らかの収益をもたらす対策を取るのは普通の考え方でしょう。
それが口座維持手数料や普通預金金利のゼロやマイナスですか。
メガバンク普通預金金利は0.02%→0.001%となり
もう事実上のゼロ金利ですね。
あとは各種手数料。特に口座手数料といっても大口預金者ではなく
たいして預金してない人からの口座手数料。
この方々は、口座維持だけで銀行にとって“お客さん”ではありません。
ヘタしたら維持費の方が高くつきます。
でも、多分、マスゴミから相当叩かれますので、やらないと思います(笑)。
その他、振込手数料、ATM使用手数料、etc
住宅ローンなど銀行から借入れる予定のある人には恩恵であっても
それ以外の人々には、マイナス金利によるマイナス効果しか
ありませんね。
日銀もマクロ経済だけでなく、ミクロ経済も考えて欲しいものです。