今のクロ現を潰せ

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NHK「クロ現」国谷キャスター降板と後任決定の一部始終




23年間にわたりNHKの看板報道番組「クローズアップ現代」のキャスターを務めて
きた国谷裕子さんが3月17日を最後に降板する。
続投を強く希望した番組担当者の意向が認められず上層部が降板を決断した背景には、
クロ現をコントロールしたいNHK経営層の固い意思がうかがえる。



クロ現は4月から「クローズアップ現代+」と番組名を一部変え、放送時刻も午後10時
からと深くなる。後任のキャスターにはNHKの女性アナウンサー7人が就くと、2月2日
に発表された。ただ、7人の顔ぶれが決まるまで、「ニュースウオッチ9」の大越健介・前
キャスターが浮上したり、最終局面で有働由美子アナの名前が籾井勝人会長の意向を反映
する形で消えるなど曲折があったという。




複数のNHK関係者によると、黄木紀之編成局長がクロ現を担当する大型企画開発センター
の角英夫センター長、2人のクロ現編集責任者と昨年12月20日すぎに会った際、国谷
さんの3月降板を通告した。「時間帯を変え内容も一新してもらいたいので、キャスターを
変えたい」という説明だった。




センター側は「国谷さんは欠かせない。放送時間が変われば視聴者を失う恐れがあり、女性
や知識層の支持が厚い国谷さんを維持したまま、番組枠を移動させるべきだ」と反論した。
しかし、黄木編成局長は押し切った。過去に議論されたことがなかった国谷さんの交代が、
あっけなく決まった。




国谷さんには角センター長から12月26日、「キャスター継続の提案がみとめられず、
3月までの1年契約を更新できなくなった」と伝えられた。




国谷さんの降板にNHKが動きを見せたのは、昨年10月下旬にあった複数の役員らが参加
した放送総局幹部による2016年度編成の会議だった。




編成局の原案では、月〜木曜の午後7時30分からのクロ現を、午後10時からに移す
とともに週4回を週3回に縮小することになっていた。
しかし、記者が出演する貴重な機会でもあるクロ現の回数減に報道局が抵抗し、週4回を
維持したまま放送時間を遅らせることが固まった。




報道番組キャスターや娯楽番組司会者については、放送総局長の板野裕爾専務理事が委員長、
黄木編成局長が座長をそれぞれつとめ部局長が委員となっているキャスター委員会が決める
ことになっている。番組担当者からの希望は11月下旬に示され、クロ現の場合は「国谷
キャスター続投」だった。現場の意向を知ったうえでの降板決定は、NHK上層部の決断で
あることを物語っている。




現場に対しても「番組の一新」という抽象的な説明しかなかった降板の理由について、ある
NHK関係者は「経営陣は番組をグリップし、クロ現をコントロールしやしくするため、番組
の顔である国谷さんを交代させたのだろう」と指摘する。




その伏線となったのは、2014年7月3日、集団的自衛権の行使容認をテーマにしたクロ現
菅義偉官房長官に出演したときの出来事だった。
菅長官の発言に対し「しかし」と食い下がったり、番組最後の菅長官の言葉が尻切れトンボに
終わったりしたためか、菅長官周辺が「なぜ、あんな聞き方をするんだ」とNHK側に文句を
言った、といわれる一件だ。




この件について、籾井勝人会長は7月15日の定例記者会見で、菅長官を出迎えたことは認め
たが、「官邸からクレームがついた」という週刊誌報道については「何もございませんでした」
と否定した。




国谷さん降板を聞いたNHK幹部は「官邸を慮(おもんぱか)った決定なのは間違いない」
と語った。



クロ現のある関係者は「降板決定の背景にあるのは、基本的には忖度だ。言いたいことは山
ほどある」と憤りを隠そうとしない。




国谷さん降板に利用されたのが、クロ現で2014年5月に放送された「追跡“出家詐欺”」
のやらせ疑惑だった。15年11月6日に意見書を公表した放送倫理・番組向上機構BPO
放送倫理検証委員会がフジテレビ「ほこ×たて」以来2件目という「重大な倫理違反」を
認定した。




同じ内容の番組が、クロ現で放送される1カ月前に関西ローカルの「かんさい熱視線」で
取り上げられていた。ところが、NHKの委員会名称は「『クローズアップ現代』報道に
関する調査委員会」と、「かんさい熱視線」は対象としないかのように決められていた。




全聾の作曲家ではなかったことが発覚した問題で、NHKが14年3月に発表したのは
「佐村河内氏関連番組・調査報告書」だった。最初に取り上げた番組は12年11月の
「情報LIVE ただイマ!」、最も反響が大きかったのは13年3月の「NHKスペ
シャル」だった。また、93年にNHKが唯一やらせを認めたNHKスペシャル「奥ヒマラヤ
 禁断の王国・ムスタン」では「『ムスタン取材』緊急調査委員会」となっていた。
こうした例にならうなら、「クローズアップ現代問題」ではなく「出家詐欺問題」になる
のが妥当といえた。




調査委員会の名称について、11月18日の定例会見で板野裕爾放送総局長は「とくに意図
があるわけではない」と述べたが、クロ現を標的にした狙いを感じた向きがあったのは確かだ。
あるNHK関係者は「委員会の名前については上層部の指示があった、と聞いている」と話す。




テレビ離れのなか、NHKも視聴率ダウンに直面している。4月からの新年度編成では視聴率
の向上が大きな狙いだ。



その対策として考案されたのが、高齢者を中心に一定の視聴率をあげる19時からの「ニュース
7」が終わる19時30分からの番組として、クロ現に代わり娯楽番組を並べ視聴者を逃さない
作戦に出る。新年度の放送番組時刻表によると、月曜以降、「鶴瓶の家族に乾杯」、「うたコン」
(新番組)、「ガッテン!」(同)、「ファミリーヒストリー」といった番組を20時台、22
時台から前倒しした。高視聴率を誇る朝の連続テレビ小説の直後に放送される「あさイチ」も
視聴率が好調といった手法をまねた、といわれている。




関係者によると、国谷さんの後任選びは難航。降板が決まった直後は、政治部出身の解説委員
や大越前キャスターが浮上したが、「ニュースウオッチ9」のメーンキャスターが男性である
ことから、「男性キャスターが続くのは」と立ち消えに。




1月28日のキャスター委員会で女性アナ8人にいったんは決まった。ところが、発表前日の
2月1日、報告を受けた籾井会長は8人に入っていた有働アナの起用に難色を示したという。
最終的に久保田祐佳小郷知子松村正代伊東敏恵鎌倉千秋井上あさひ杉浦友紀
7人になった。




4日の定例記者会見で、「『クローズアップ現代+』のキャスターから有働アナを外すよう
指示したのか」の質問に、籾井会長は「現場が決めたこと」と否定。重ねて「会長として意見
や示唆は言わなかったのか」と問われると、「週4日で7人いれば十分と思う。(『あさイチ
に出演する)有働アナは夜もやると大変」と述べた。




番組タイトルは一部変更だが、現行の「クロ現」とは番組の構成や内容が大きく異なりそうだ。




http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawamotohiroshi/20160213-00054354/


知る人ぞ知る、というか良識ある人なら皆知っている
反日番組・クローズアップ現代
反日社員が作った番組で、日本人に自虐史観を植えつける
洗脳(サブリミナル)を行い続ける番組ですね。
キャスターを代えるのは当然としても、制作スタッフを
刷新しないと同じような番組になってしまいます。
安倍首相に任命されたも同然の籾井会長は、今こそ
番組の論調を変えなければならない時期にきたと、覚悟を
決めて実行すべきでしょう。