金のためなら悪魔とも・・・

競馬


習近平主席に英BBC記者が会見で皮肉たっぷり質問 
「英国民は人権に問題を抱えた国とのビジネス拡大を
なぜ喜ばなければならないのか」



英国を公式訪問している中国の習近平国家主席は21日、キャメロン英首相と総額
7兆円超もの巨額契約を結び、中英両国の蜜月ぶりを見せつけた。
だが、言論の自由を掲げる英国メディアでは、人権や民主主義の価値を共有していない
中国との関係深化を懸念する声が高まっている。
巨額契約締結後に行われた両首脳の短時間の共同記者会見で、その不満が爆発した。



「習主席、英国民は、民主主義がなく、不透明で人権に大きな問題を抱えた国との
ビジネスが拡大することを、なぜ喜ばなければならないのでしょうか」
キャメロン氏に指名された英BBC放送の女性記者が21日、いきなりこんな質問を
ぶつけた。
キャメロン氏はこれに苦い表情で、「人権か、ビジネスかという質問の前提にはまったく
賛成できない。5年、首相を務めて思うのは、両方が重要だということだ。経済関係が
強固になれば、双方の関係も深まり、それ以外の問題でも率直な議論ができるようになる」
と反論。隣の習氏の方を見ながら、同じ内容の発言を繰り返した。

 


中英関係は、キャメロン氏が2012年、中国政府が敵視するチベット仏教の最高指導者
ダライ・ラマ14世と会ったことで悪化。痛い思いをしたキャメロン氏は近年、中国の
人権問題に関する批判を封じて実利外交に転換している。




習氏はこの後、「われわれは現実に即した人権発展の道を見つけた。人権は大切であるが、
世界を見渡せば、すべての国で改善が必要な状況にある」と述べ、はぐらかした。

 


次いで、中国人記者が経済に関して質問。約20分弱の会見は、この2問の質問で終わった。
不満が残る英国人記者は「時間が限られているとはいえ、あまりにひどい内容だ。英国民
の不安だけが高まった会見だと思う。おカネが欲しいあまりに、われわれは早くも中国化
してしまったのか」と皮肉たっぷりに語った。

 


習氏が宿泊したエリザベス女王の居城、バッキンガム宮殿の前では、巨大な赤い中国国旗
を掲げた習氏の訪英を歓迎する人たちと、チベットなどでの人権弾圧に抗議する人たちが
それぞれ集まり、歓迎と抗議のラリーを展開した。

 


英BBC放送は「中国政府に雇われたとみられる親中派の人たちが、反中派を赤旗
ブロックし、習氏の目に入らないようにしている」と伝えた。



→ http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220042-n1.html


[,w600]

https://www.youtube.com/watch?v=0Q3GBCGtTuw:movie,w600
何故かトイレの前で会談? 英国の本音の部分かwww



まぁキャメロン首相としては停滞する経済を活性化しようと
英国、英国民のために悪魔とも握手をしたつもりなのでしょう。
事実、キンペーの英議会演説では同時通訳のイヤホンをして
いませんでした。つまり聞く価値はない、と。
英国民の心情としては、BBCの女性記者の言葉なのでしょう。
「習主席、英国民は、民主主義がなく、不透明で人権に大きな
問題を抱えた国とのビジネスが拡大することを、なぜ喜ばなけ
ればならないのでしょうか」