利上げは悪か?

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中韓など新興国企業の借金2千兆円 
米利上げで破綻ラッシュの恐れ IMF警告




中国やトルコ、チリ、韓国など主要な新興国の企業の借金が、10年間で4・5倍にまでふくれ
あがっていることが国際通貨基金IMF)のリポートで明らかになった。
米国が利上げに踏み切れば借金を返せず破綻ラッシュとなる恐れがあるとIMFは警告している。



IMFが発表した世界金融安定報告によると、主要な新興40カ国の金融機関を除く企業の借金は
2014年時点で約18兆ドル(2160兆円)で、10年前の約4兆ドル(480兆円)の4・5
倍に急増した。
国内総生産(GDP)に占める借金の比率も約48%から74%台と26ポイント急騰している。




08年のリーマン・ショック後、米連邦準備制度理事会FRB)や日銀、欧州中央銀行が相次いで
ゼロ金利量的緩和などの金融政策を打ち出したことで、高いリターンを求める先進国の投資家は
新興国に資金を流入させ、新興国の企業はお金が借りやすくなったと分析した。

 


国別でみると、対GDP比で最も企業の借金が増えたのが中国で、リーマン・ショック前の07年から
約25%増となった。トルコとチリが20%台の増加で、ブラジル、インド、ペルー、タイが10%台、
そしてメキシコと韓国も10%近く増加している。

 


巨額の借金を抱える企業のとどめとなりかねないのが、米国の利上げだ。米国が事実上のゼロ金利
解除すれば、新興国流入していた資金が米国に還流し、ドル高が加速する半面、新興国通貨が暴落
する公算が大きい。




IMFは「新興国通貨の下落によって、外貨建ての借金が相対的に膨らみ、返済がますます難しくなる」
と指摘したうえで、新興国の当局者に、企業の経営悪化や破綻に備えておくよう要請。
「必要ならば破綻処理の制度を改革すべきだ」と訴えている。

 


中国経済が失速するなか、新興国企業の状況は厳しさを増している。震源地の中国では、8月の中国の
工業部門の企業利益は前年同月比8・8%減と、11年の調査開始以来最大の落ち込みとなった。

 


対中依存度の高い韓国でも、米格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、韓国主要
企業38社の格付けの平均値を「ジャンク(紙クズ)」と呼ばれる投資不適格級一歩手前の「トリプル
Bマイナス」まで引き下げたと報じられた。

 


こうしたなか、イエレンFRB議長は中国経済の減速を理由の一つとして9月の利上げを見送ったが、年内の
利上げに踏み切る可能性は残っている。米国の利上げをきっかけに中国や韓国など新興国からの資金流出が
さらなる波乱を引き起こしかねない。



→ http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20151002/dms1510021140011-n1.htm


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FRB本部


先日の雇用統計の弱さから、米国FRBの利上げムードは後退したかの
感じがします。でも来月の雇用統計が市場予想を上回るものになったら?
その他、マクロ・ミクロの経済指標に、米国株式市場は一喜一憂ですね。
特に利上げに繋がりかねない指標には特に敏感です。
そもそもゼロ金利自体が緊急的避難措置なのに、それを常態化するほうが
おかしいと思いますけどね。
例え利上げに踏み切っても、緩やかなものでしょう。
あ、でも株価が下がっては私も嫌なので、当分は利上げは見送ってね。
で、南チョンもオシマイでしょう。既に凄い勢いで外資が逃亡してますから。
サムスン株も投げ売りで、はいサヨナラ〜ですもんね。
くれぐれも日本に顔を向けないでくださいねwww