幸不幸は同じじゃない

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「あの人は地主らしいね」「賃料いっぱいもらっているってさー」
軍用地の「賃料」が働く意欲奪う? 地主との見えない壁



沖縄には、そこに暮らす人と人を隔てる見えない透明の「壁」がある。
それは「軍用地主」か、否かという区別であり、言葉を変えると「持つ者と持たざる者」の区別と
言うこともできる。



米軍に土地を貸す軍用地主は、日本本土にもいる。しかし、沖縄の軍用地主の特殊性は、約4万人
という数の多さにある。
単純計算だが、家族4人で16万人、その近い親族も入れれば、人口約140万の沖縄で20万とか30万の
単位で「地主本人か家族や親族に軍用地主がいる人々」が存在することになる。

 


地主の数が多くなると、同時に、自分が地主であることは、なるべく他人には知らせたくない心理も働く。
「あの人は地主らしいね」「賃料いっぱいもらっているってさー」。
そんな噂が、沖縄社会の最も深いところで、ひそやかに飛び交う。

 


沖縄県中部の北中城(きたなかぐすく)村の比嘉一郎さん(64)は、米海兵隊のキャンプ瑞慶覧(同村、
宜野湾市など)の司令部近くに数百坪の土地を持つ軍用地主だ。
キャンプ瑞慶覧の90%以上は民有地。比嘉さんは、地主たち1200人でつくる「北中城村軍用地等地主会」
の副会長を務める。

 


キャンプが目の前に見える地主会の事務所で会った。比嘉さんは、実は自分の土地は一度も見たことがない。
三十数年前に親から相続。毎年、1平方メートルあたり2千円ほどの賃料収入がある。
「迷惑料のようなものです。それで暮らしていける金額ではないですよ」
軍用地の賃料について、比嘉さんは「実際の地価水準からすると、安く抑えられている」と話すが、別の
見方もある。

 


来間泰男・沖縄国際大学名誉教授は「高すぎる軍用地料の弊害」をかねて訴えてきた。
「地価全体は低落傾向にありますが、軍用地は1990年代は年間4〜5%、2000年以降は1〜2%は着実に
上がってきた。
地代は生産額の6%程度ですが、当初の軍用地料は38%に設定されていた。保障を含めた価格で、純粋な
地代ではない。政治価格なのです」
農業経済が専門の来間さんは、軍用地の賃料収入が、沖縄全体の農業生産を大きく上回る状況が異常だと
指摘する。
13年の軍用地の賃料収入は年間960億円ほど(自衛隊を含む)。県の生産農業所得388億円は、その4割しか
ない。




「沖縄全体がどれだけ農業で頑張って野菜や果物を作っても、単に土地を貸しているだけの軍用地の賃料に
まったく及ばないお金しか稼げないのです。
働く農業者と働かない地主との格差は広がっている」(来間さん)



AERA  2015年6月29日号より抜粋



→ http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1435494374/


人は何かを掴もうとして生まれるため、指を握って生まれる。
人は死ぬ時には何も持って往けないので、指を開いて死ぬ。
なるほど、確かに。
人は生まれ落ちた時から平等である。
これは要修正。「から」→「だけ」でしょう。
所詮は生まれた時から、人によって幸不幸の量は違います。
絶対に違います。何も金銭だけの問題ではなくね。
人生はトータルすると幸不幸が同じだなんて言う野郎は
単なるリップサービスのつもりか、阿呆でしょう。
話が逸れてしまいましたが・・・。



24 :名無しさん@1周年:2015/06/28(日) 21:38:48.24 id:CuXmp3sI0.net
沖縄県の(良い)個別ランキング
所得者1千人あたりの1千万円超の所得者数 全国10位
所得者1千人あたりの2千万円超の所得者数 全国10位
所得者1千人あたりの5千万円超の所得者数 全国11位

沖縄県の(悪い)個別ランキング
県民所得47位  人口100人あたりの納税義務者数47位
世帯の預貯金現在高47位




68 :名無しさん@1周年:2015/06/28(日) 21:56:30.12 id:hsidD8EY0.net
先週のNewsweek日本版も沖縄特集やってて、反対派は本土から来た
プロばっかりで、地元民は醒めた目で見てるとか、基地存続を望む人も
多いのに、反対派ばかりが取り上げられたり、
賛成と思ってても口に出しにくい雰囲気があるとか書いてたよ。