日本は参加をするべからず

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アジア投資銀 国際金融秩序の転換か



中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)は日米を除き、先進国から新興国まで
広範な参加となる。米国内では外交上の判断ミスとの声が上がり、日本もアジアでの
存在感低下の懸念がある。



基軸通貨「ドル」と世界銀行国際通貨基金IMF)を中心として米国が主導してきた
戦後の国際金融秩序は歴史的転換点を迎えるかもしれない。
米国偏重で「アジアで孤立化」した日本が、アジアのリーダー的な地位を中国に奪われ
つつあることは明らかである。

 


AIIBは二〇一三年に習近平国家主席が今後アジアで増える道路や鉄道などのインフラ
整備に資金供給する目的で提唱。
資本金五百億ドルでスタートし、その後一千億ドルまで増資する可能性がある。

 


日米両国は、出資の過半を中国が担って主導する運営では融資審査が甘く、環境破壊なども
懸念されるとけん制、三月末までの創設国入りは見送ると表明してきた。

 


しかし、米国は自国が支配する既存体制を維持したい、日本は日米主導で築いたアジア開発
銀行(ADB)による権益を侵されたくないというのが本音だろう。

 


中国がAIIB創設に動いたのは、IMF改革で中国の出資比率増加が二十カ国・地域(G20)
で五年前に合意したのに米連邦議会の反対でいまだに実現していないことへの反発からである。
新興国の参加が相次いだのも米国支配体制への不信が高まっているからとみられている。

 


日米のけん制にもかかわらず、英国やドイツ、フランス、イタリアの主要国や韓国、オーストラリア、
さらには中国と領海争いを続けるフィリピン、ベトナムなども参加を表明した。
それが国益にかなうとの判断からである。

 


急成長するアジアでのインフラ資金需要は年八千億ドルといわれるが、ADBの年間融資額は百億
ドル台から増やしても二百億ドル台にとどまろう。とてもADBだけでは賄えないのが現実である。

 


好むと好まざるとに関係なくAIIBは発足する。中国主導の運営体制に対し、外部からいくら注文
を付けても実効性は望めないだろう。懸念があるのなら、参加して他の国々と連携しながら改善の道
を探るべきである。世銀やADBとの協調は欠かせない。

 


対中国の緊張関係にとらわれ、世界の動きが見えていなかったのではないか。
米国とともに行動すれば大丈夫という時代ではなくなったことを理解すべきである。



→ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015033102000149.html



資金の半分以上を拠出するからには、シナの事業が最優先
になり、他の拠出国は元手が取れるのかいな?
1千億ドル? 10兆円じゃねぇか。ガタガタ騒ぐ金額かよ。
欧州勢は何も投資の見返りを求めているワケじゃなく
これを機にシナ経済に深く入り込もうとする魂胆だろ。
フィリピン、ベトナム? 背に腹は代えられないのかね。
兎に角、シナだけは信用してはならない。
それでアジアからの存在感の低下?孤立?笑わせるな!
ATMから偽札が出てくるような国を信用してはならない。
一党独裁の国を信用してはならない。
尖閣諸島を自国領だと主張して行動を起こす国を信用しては
なりません。