報道の自由は侮辱の自由ではない

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預言者風刺画にイスラム社会反発


フランスの新聞社「シャルリ・エブド」が、襲撃事件の後初めて発行した紙面にイスラム教の
預言者ムハンマドを描いた風刺画を掲載したことに対し、トルコなどではイスラム教徒の反発
が強まっています。


フランスの新聞社「シャルリ・エブド」が14日に発行した新聞にイスラム教の預言者ムハンマド
を描いた風刺画を掲載したことを受けて、トルコでは、世俗主義の論調で知られる地元紙が連帯
を示すためとして、風刺画など紙面の一部を転載しました。



これに反発したイスラム教徒数十人が14日、イスタンブールにある地元の新聞社の前に集まり、
イスラム教徒への侮辱だ」と叫びながら、新聞のコピーを燃やすなどして抗議しました。
中には、「シャルリ・エブド」を襲撃した容疑者を称賛する人もいて、トルコの治安部隊が出動
するなど辺りは一時、ものものしい雰囲気となりました。



また、イスラム的な価値観を重んじる政策を進めるダウトオール首相は15日、
預言者の風刺画の掲載は許されるものではない。
報道の自由は侮辱の自由ではない」

と述べ、強い不快感を示しています。



このほか、フィリピン南部のイスラム教徒が多い地区などでも風刺画の掲載に反発する市民が集まり、
預言者への侮辱は許されない」などと抗議しました。
イスラム教徒の間では預言者の姿を描くこと自体が偶像崇拝を禁じる教えに反し冒とくするものだと
いう受け止めもあり、風刺画に対するイスラム社会の反発が広がっています。


→ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150116/k10014723341000.html



イスラム教徒は、八百万の神仏を信仰する日本人にとっては
何か得体の知れない不気味な姿に映りますね。
信仰が侮辱されたからといって、大量殺人に走り、各地でデモ
をする連中、イスラム独特の声で土下座して経典を唱える連中、
確かに側にいて欲しくないような気がしますが、世界には
このような宗教と信者がいることを、再確認すべきでしょう。
共存共栄の相手でもあるのですから。