徳勝仁氏 謝罪文

競馬

今回、私の娘が起こした事件により、何の落ち度もないお嬢様が被害者となられた
ことについては、お詫びの言葉さえ見つかりません。



人生の喜びや幸せを経験する時間を奪われ帰らぬ人となったお嬢様の苦しみと無念さ、
お嬢様を愛しみ育てられたご両親様及びご親族様が受けた衝撃と悲しみの深さを深慮し、
胸が張り裂ける思いでいっぱいです。
事件後、その思いが頭を離れることは一秒たりともありません。
本当に申し訳ございませんでした。



また、この事件により、社会に多大なるご不安・ご迷惑をお掛けし、捜査当局その他
関係各位にご面倒をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。




未だご遺族様へ直接の謝罪ができていない段階で、社会に対して私の心情を申し上げる
ことについては、逡巡しておりました。



しかし本件が社会的反響の多い大事件であることを重く受け止め、事件から1週間が経過
せんとする現時点で、加害少年の父親として、今後ご遺族様に対して、せめて道義的な
責任を直視した対応をさせていただく決意であります旨、私の心情を披瀝させて戴きます。




今は私自身生きる自信さえ喪失しかけておりますが、私の命をもってお詫びしても償う
ことはできないものと捉え、特にご遺族様に対しては、そのご心情を十二分に配慮しつつ、
適切な時期・方法において、謝罪・補償等、私の力の及ぶ限り誠意ある対応をしていく
所存です。




複数の病院の御助言に従いながら、私たちでできる最大限のことをしてまいりましたが、
私の力が及ばず、事件が発生したことについては、誠に残念でなりません。



どんな理由・原因があるにせよ娘の行った行為は、決して許されるべきものではありません。
本件については本当に申し訳ございませんでした。重ねてお詫び申し上げます。




親父さん、貴方が苦しむのはこれからだよ。
残念だけどね。
でも被害者のご遺族にとっては、可愛い娘の
頭を鈍器で叩かれ、絞殺され、首と左手首を
切断されたんだよ。
何の恨みもなく、ただそうしたいだけで。
お通夜、それまで首と胴体が切り離されて
いたのを、お棺に入れる際にくっつけたの
でしょう。告別式が終わり、焼き場で白骨
になった娘を見て、被害者のご家族の心境
たるや、気が狂いそうだったのではあるまいか。
絶叫したのではないか。
悲鳴を上げたのではないか。
悲しみのどん底に突き落とされ、声が声に
ならなかったのかもしれません。
この事件は一生ご家族の胸の中に重く暗い影
として残るでしょう。
そしてその想いを一生抱えて生きていくんだよ。
分かってるな、親父さん。



なお文中「加害少年の父親」とあるのは、
恐らく弁護士として法的な正しい記述を
重視して「少年」としたと思われます。
少年法、少年院など、法律中に「少女」
という単語は多分出てきませんね。
2ちゃんねるで騒がれてますが、この点は
問題ないものと思います。




返らざる日々・・・